オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2016年05月31日

北山緑化植物園



新緑の季節西宮市立緑化植物園を訪れました。
ここは、都市緑化や家庭園芸のモデルとして、多年草を使った花壇が充実しており、今はバラをはじめとして季節の花々が来訪者を楽しませてくれています。
バス停すぐ、入園無料もうれしいことです。





  

Posted by むかご at 08:49Comments(0)

2016年05月25日

新緑雲ケ畑




ジエビネ


クリンソウ

洛北雲ケ畑足谷を歩きました。
お目当てのベニバナヤマシャクヤクはまだつぼみでしたが、今では珍しい自生のジエビネ(地海老根)の群落や、すこし花期の終わったクリンソウ(九輪草)などが迎えてくれました。
目が洗われる鮮やかな新緑のなかの快適なウオークでした。
  

Posted by むかご at 09:12Comments(0)

2016年05月23日

ぽっくり寺


吉田寺山門



多宝塔

老人クラブのバス旅行で斑鳩の”ぽっくり寺”吉田寺(きちでんじ)にお参りしました。
3回参詣すれば念願がかなうということで、今回は2回目です。全員神妙に木魚をたたきながらお題目を唱えました。
あと1回で満願というところですが、3回が終わるとすぐぽっくりというのも困るのでどうすればよいやら・・・
  

Posted by むかご at 13:49Comments(0)

2016年05月21日

河内ワイン見学

老人クラブのバスツアーで河内ワインを見学しました。見学というよりは試飲が目的のような訪問です。
自分としては2度目でしたが、最高級ワインのロマネ・コンティをもじった芸名ロマネ金亭を名乗り、パリでフランス語の落語を披露したこともあるという名物専務金銅真代氏のお話はますます磨きがかかって、見学客を大いに楽しませ、試飲からショッピングへと鮮やかに導いてくれました。


ロマネ金亭さんのお話を聞く・胸にはソムリエのバッジが


試飲会場で




  

Posted by むかご at 09:42Comments(0)

2016年05月17日

展望台のある植物園:高知県立牧野植物園 


園内の展望台から

5月の13日、高知県立牧野植物園へ2度目の訪問をしました。
高知県が生んだ日本植物分類学の父故牧野富太郎博士の業績を顕彰するため、1958年高知市五台山に開設されました。
四国霊場31番竹林寺が建つ五台山(146m)の傾斜地を利用したこの植物園は、周囲の自然環境に恵まれ、牧野博士の記念館が設けられているなど、特色あるものになっています。

正門に続く道が土佐の植物生態園

入場料を支払う正面入口に至るまでの通路が土佐の植物生態園になっていることも珍しい造りです。
遠く県外からも植物好きの来園者が多いというのもうなづける牧野植物園です。
  

Posted by むかご at 14:25Comments(0)

2016年05月15日

四万十川に泳ぐ丸太の鯉のぼり 


一斗俵沈下橋


四万十の清流に泳ぐ丸太の鯉のぼり

四万十川上流の遠山湿原での植物観察の帰り、案内いただいた地元のガイドさんの勧めで、一斗俵沈下橋に泳ぐ丸太の鯉のぼりを見に行きました。
四万十川の最上流に架かるこの沈下橋は、長さ61m、幅2.5mで、昭和10年台風の災害の復興事業として架橋され、地元民の交通路として重要な役割を果たしてきましたが、平成7年すぐ下流に四万十川源流大橋ができてからは、子供たちの遊び場として、また地元住民の憩いの場として親しまれています。
平成12年、景観と調和した歴史的建造物として国登録の有形文化財に指定されています。
この変わった丸太の鯉のぼりは、間伐材を用い、小学生たちが色を塗って作られたものといいます。
この美しい山河を愛する地域の人々の思いを乗せて、丸太の鯉のぼりは四万十川の清流に泳いでいました。

沈下橋のすぐ下流の四万十川源流大橋にも空を泳ぐ鯉のぼりが


  

Posted by むかご at 14:03Comments(0)

2016年05月09日

一言主神社・願いは一つだけ  


一言主神社参道の並木



社殿に続く石段



本殿

高天彦神社へ詣でたあと一言主神社へまわりました。
この神社は一言だけ願い事を聞いてくれるというので、地元では「一言(いちごん)」さんと呼ばれて親しまれており、各地にある一言主大神を祭神とする神社の総本社となっています。
社が鎮座しているのは、雄略天皇が葛城山で狩りを行った時、この神が神降(かみたち)したと伝えられる場所で、古事記によると、一言主大神は自ら「吾は悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言離(ことさか)の神、葛城の一言主の大神なり」と神力を示し、天皇から武具や衣服を献上されたと伝えられています。
境内にはイチョウやムクロジなどの古木があり、ことに樹齢1200年というイチョウが見事な垂乳根(気根)垂らしています。

見事な垂乳根


日本さくら草を見ようと訪ねた高鴨神社で葛城古道のことを知り、ついでにと八幡神社、高天彦神社、一言主神社とまわりましたが、神話につながる古い歴史を持つこのコース、ガイド付きのツアーでもあればぜひ歩いてみたい気持ちになっていました。
  

Posted by むかご at 09:05Comments(0)

2016年05月06日

空より高い「こいのぼりフェスタ」

5月5日、子供の日に、東京から帰っていた娘、孫娘と一緒に、芥川の「こいのぼりフェスタ1000」を見てきました。
平成6年からはじまったという、このこいのぼりフェスタは、家庭で不要になったこものや、保育園、幼稚園の園児手作りしたなどの手作りを含めて約千匹ものこいのぼりが芥川の上を泳ぎます。
雲一つない初夏の空におよぐこいのぼりの下で、子供たちの歓声が飛び交ってました。





  

Posted by むかご at 15:16Comments(0)

2016年05月05日

高天彦神社:もう一つの神話  

日本さくら草を見にいった御所市の高鴨神社(昨日記事)が、古代の名門豪族の鴨氏が勢力を張った葛城の地に由来する最も古い神社の一つと知り、にわかにこの地に興味を持ち、いつか植物観察で立ち寄ったことのある高天原に鎮座する高天彦神社へまわることにしました。
高天原は記紀神話に登場する神様たちが住むとされる天上界のことで、天照大神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ニギノミコト)が地上界に降臨する天孫降臨伝説は 高天原から日向の高千穂へと天下る神話です。
高天原はどこをさしているかは諸説ありますが、その中で奈良県御所市にあって金剛山の中腹に広がる高天台地が、古来より神話の世界である高天原の伝承地として伝えられる場所のひとつとなっています
現在、金剛山と呼ばれる山は古代に大和側からは高天山と呼ばれていたといいます。
この高天原エリアを含む葛城地方は、大和朝廷以前の古代にこの地域は葛城王朝と表現されるほど強大な勢力を誇った葛城氏という豪族の本拠地でした。
高天に鎮座する高天彦(たかまひこ)神社の祭神として神話で活躍する高皇産霊神(タカミムスヒノカミ)が祀られています。

狭いが神秘的な参道の高天彦神社


簡素な拝殿


高天原旧跡地の碑


高鴨神社から少し上って八幡神社に車を停め、近道という山中を登る途中、86歳という農家の古老に道を聞いているうち、いつの間にか、この土地に伝わる高天原伝説や古代豪族などの話を長い時間伺うことになりました。
葛城系の古豪に代わって覇権を握った藤原家が己の正当性を示すために都合のよいように記紀を編纂させたので、神話時代とはいえ、史実が捻じ曲げられて話が作られたのが悔しい。一生懸命伝承を守ってきた高天の人も、今では僅か6人となってしまって、先が案じられると憂い顔でした。
思いがけず、土地に伝わる誇り高い伝承を何とか後世に伝え続けたいという古老の切なる心情に触れた思いを胸に、高天彦神社に詣でたことでした。

金剛山東麓に広がる高天台地



  

Posted by むかご at 19:16Comments(0)

2016年05月04日

日本さくら草の高鴨神社 


見事な日本さくら草の展示

20年も前に近所の知り合いから日本さくら草を何種類か分けていただいたのを、いつの間にか枯らしてしまっていたことを、以前から気になっていました。
そんなことから、日本さくら草栽培で知られている御所市の高鴨神社へ行ってきました。
さくら草は今でこそプリムラ・マラコイデス、プリムラ・ポリアンサ、プリムラ・ジュリアンなど色鮮やかな西洋さくら草全盛ですが、日本では今では少なくなっている自生のさくら草をもとにして、江戸時代には日本さくら草の育種が進み、数百に及ぶ古典園芸品種が作られるなどして、その清楚、優雅な姿が多くの人に愛されてきました。
この高鴨神社では我が国の栽培品種のほとんどの5百余種、2千数百種鉢の日本さくら草を栽培しているといいます。ここで自生種を含め何鉢かを分与を受け栽培法などを教えていただきました。ところでこの高鴨神社、さくら草では知っていましたが、鴨族の守護神を祀っていて歴史的にも由緒ある神社であることを行ってみて初めて知りました。

高鴨神社の鳥居


本殿への階段


本殿


池の新緑

鴨族は大和の名門豪族で、 弥生中期、この地から鴨の一族はひろく全国に分布してゆき、各地で鴨族の神を祀りました。有名な京都の上賀茂神社、下賀茂神社もこの地から出た鴨族の社で、高鴨神社はそれら賀茂社の総社にあたるそうです。
神社の祭神は天孫降臨の説話でも国造りの大業をなされたとあり、記紀の神話とは異なる伝説ののこる葛城の地ににわかに興味がわいてきました。
  

Posted by むかご at 15:30Comments(0)

2016年05月03日

新緑鮮やか:清水寺





東京に住む孫娘が、大学生となった報告ということで母子で帰って来たので、京都で食事をしたあと、清水は初めてという孫娘に付き合って、桜のころ訪れたばかりの清水寺へ行ってきました。
相変わらずのリバウンドとかで外国人の観光客がおおく、日本人も含めてのレンタル着物の若者たちも暑そうです。タクシードライバーの話では、今年だけですでに15軒以上もレンタル着物店が開業したとか、3000円前後のレンタル料で貸しても綿アセテートの着物の償却はすぐにできるのではないかといいます。

目立つレンタル着物姿

この日京都は30.9度の真夏日となりましたが、目の覚めるような新緑に包まれた清水寺にはさわやかな5月の風が吹き渡っていました。
花、紅葉、雪の景色に劣らぬ新緑の清水寺でした。


  

Posted by むかご at 12:13Comments(0)

2016年05月01日

丹生都比売神社:隠れ里の世界遺産


真っ先に目に入るのは太鼓橋

少々旧聞に属しますが、和歌山城、紀三井寺、粉河寺の桜をみたのち、かつらぎ町妙寺からに紀ノ川を渡り、山中の道を進みました。どんどんのぼるとにわかに視界が広がり静かな田園の風景に出会いました。
標高450mのこの盆地天野に朱塗りの丹生都比売神社が創建されたのは今から1700年前といいます。
主祭神の丹生都比売大神の「丹」は、水銀と硫黄の化合物で水銀製造や赤色絵の具の材料になる朱砂または辰砂を意味し、その鉱脈があるところに「丹生」の名がつきました。

さすが丹生神社、丹塗りの鳥居や本殿が美しい

丹生神社は全国に138ケ所、摂社末社を入れると180社余あるそうで、丹生都比売大神は、この地に本拠を置く日本全国の朱砂を支配する一族の祀る女神とされており、この社はその総本社だそうです。
また丹生神社の半分以上が和歌山県に集中しているといいます。そういえば“むかご”の故郷である和歌山県有田川町の小村の鎮守も祭神が丹生都比売尊で、女性の神様ゆえ荒事がお嫌いというので秋祭りでも御神輿はなく、祭りには隣村へ見に行ったことを思い出します。
白洲正子が「かくれ里」の取材で2度もこの地を訪れて「こんな山のてっぺんに田んぼがあろうとは想像もしなかったがそれはまことに天野の名にふさわしい天の一角に開けた広大な野原であった。もしかすると、高天原もこういう地形のところをいったのかもしれない。」と讃嘆しています。
丹生都比売大神の御子で祭神の一つとなっている高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、大師を高野山へと導きました。弘法大師は、丹生都比売大神よりご神領である高野山を借受け、山上大伽藍に大神の御社を建て守護神として祀り、真言密教の総本山高野山を開いたといいます。
神社の本殿は、朱塗りに彫刻と彩色を施した山間の田園に不似合な程壮麗なもので、一間社春日造では日本一の規模を誇り、楼門とともに重要文化財に指定されています。朱塗りの太鼓橋も美麗なもので、「紀伊山地の霊場と参詣道」の丹生都比売神社境内として世界遺産へ登録されたことも手伝って、かつてのかくれ里も人影が多くなっていました。

一列に並ぶ4四つの本殿、空海を高野山へ導いた高野御子大神も祀られている



  

Posted by むかご at 19:30Comments(0)