2017年10月27日
小学生集合の万博公園

26日の万博公園は、かつて見たことがないほどの小学生の群れであふれていました。どうやら、もともとこの時期は遠足シーズンであるに加えて、記録的な長雨と台風来襲で、繰り延べしていた学校が、久しぶりの快晴で、一斉に実施したこと、さらに台風の被害で人気の花の丘やソラードなどが立ち入り禁止となっているため、止むをえず各校が芝生広場周辺に集まったということのようです。
園内活動の予定が変更になって先生方はご苦労だったでしょうが、子供たちは屈託なく楽しんでいる様子でした。
欅の丘周辺のケヤキも色づきはじめて、万博の紅葉も間もなくです。

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15:06
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2017年10月22日
棚田と楠公の里:千早赤阪村

下赤坂の棚田(パノラマ)
楠正成ゆかりの地で、棚田百選の棚田でも知られる、大阪府下で唯一残った村、千早赤阪村を散策しました。
下赤坂の棚田は、8割かた刈り取られていましたが、地元のサービスなのか、刈られた稲は、すべて、今では珍しくなっている稲架に掛けられたままで、充分に棚田の景色を味わうことができました。


楠公生誕の地

赤坂城址の碑
ちょうどこの日は、南河内随一といわれる建水分神社の秋の祭礼の日に当たっていて、あちこちにのぼりがはためき、だんじりの準備などの風景も見られました。なんでもこの祭おりには神社のある千早赤阪村に加えて河南町、富田林市の各地から19台の山車(だんじり)が勢ぞろいする盛大なものといいます。

地区では山車の準備に大わらわ

あちこちにはためく祭の幟
残念ながら雨模様で早々に退散しましたが、楠公旧跡、棚田、お祭りを含めて改めて訪れたい気持ちになった千早赤阪村でした。
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15:07
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2017年10月19日
みたらい渓谷を行く

みたらい渓谷ハイキングコースの起点の天川村役場
下見の必要があって紅葉にはまだ早いみたらい渓谷を歩きました。
天川村の役場を起点とする遊歩道は天の川に沿ってみたらいの滝の絶景ポイントに通じます。そこからは洞川方向から流れ下る山上川に沿って洞川への遊歩道に続きます。

役場前の橋から天の川の清流

みたらい渓谷の起点、みたらいの滝

遊歩道に沿って様々な滝が続く

光の滝

山上川

観音峰登山口の吊り橋

紅葉も間近か
連日の降雨で水かさを増した渓谷は、濁ることもなく濃いコバルトブルーに澄み切っていました。
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11:31
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2017年10月16日
津黒高原を歩く

蒜山三山雨後

雲わく中国山地
雨の大山歩きの夜の泊まりは国民休暇村蒜山でした。
大山は鳥取県、隣の蒜山は岡山県の真庭市になります。今日の行程は地名的には同じ蒜山に属する津黒高原の散策です。
前夜の雨も止んで蒜山三山の霧も薄らいで行きます。
蒜山高原からバスで約50分、山乗渓谷遊歩道に入ります。渓谷沿いに少し歩くと不動滝です。落差はさほどでもありませんが、前夜の雨を集めて豪快に流れ落ちています。

山乗渓谷

不動滝

津黒高原スキー場
快適な森の散策が続きスキー場で昼食。津黒いきものふれあいの里へ下り、さらに周辺を歩くこと1時間。
さほど知られていない高原の静かな散策もまた良きかなといった一日でした。
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11:26
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2017年10月15日
雨の大山横手道を歩く

桝水高原は霧の中
10月12日、観察旅行で雨の桝水高原から大山横手道をあるきました。
草花には遅く紅葉には早いこの時期をなぜ選んだのかと地元ガイドさんに不思議がられたこの日は、加えて雨の中の行軍となりました。
標高約900m、桝水高原にはマツムシソウだけが一面に咲き乱れていました。

マツムシソウ
何回か歩いたことはある横手道ですが、このたびは確かに見どころの少ないウオーキングとなりましたが、あと2週間もすれば紅葉という木々の葉は夏の濃い緑を失っていて浅緑?となり、なにやら新緑の中を歩く気持さえして、雨も捨てたものではない気がしていました。

横手道

雨の南光河原

大山寺本堂
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14:47
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2017年10月08日
信州に山岳の秋を訪ねる③ 乗鞍岳

乗鞍岳に近づくにつれてスカイラインの車窓から槍ヶ岳が見え隠れして期待が高まる
信州に山岳の秋を訪ねる旅の最後は乗鞍岳です。
平湯峠を経て乗鞍スカイラインで乗鞍畳平(2702m)へ向います。
乗鞍岳の飛騨側をとおるこの道路は、もともと太平洋戦争が始まった1941年、陸軍航空部が航空エンジンの高地実験をするために建設したものという変わった歴史を持ちますが、今では南側を走る乗鞍エコラインとともに乗鞍岳に通じる雲上の観光スカイラインとして親しまれています。
この道路は、激しい渋滞の解消と自然保護の見地から2003年からマイカー規制となっており、乗り入れを許されている観光バスから素晴らしい景観を楽しみながらの快適なドライブが続きます。

マイカー規制で畳平の駐車場も閑散としている
畳平での滞在時間は40分と厳しく、魔王岳(2763m)へ登るのがやっとでしたが、眼前に槍・穂高など北アルプスの主力山岳群を眺め、また遠く中央アルプス、南アルプスの山並みもくっきり見えて、心ゆくまで高山の空気を味わったことでした。

魔王岳から中央アルプス、奥に南アルプス北岳、仙丈岳を望む(



今回の信州に山岳の秋を訪ねるバスツアーは、添乗員さんが本来2泊3日のコースを1泊2日に凝縮したものという通り、行程はかなりタイトなものでした。
それでも、足腰の衰えた身にとっては、自分の足でなくても、高い山を楽しむ方法があることを知ったバスツアーでした。
旅行を終えて帰宅した翌日は一日中雨でした。二泊三日でなくてラッキー!。
、
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15:50
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2017年10月07日
信州に山岳の秋を訪ねる② 西穂高展望台
信州に山岳の秋を訪ねる旅の第2日は、前夜の宿、平湯温泉から少し奥の新穂高温泉から出る新穂高ロープウエイ西穂高口駅の展望台から始まります。
二日続きでこれほどの晴天は月に2~3回ほどというほどに晴れ上がった標高2200mの展望台からは、北アルプスの山々が360度に広がっています。
前回ここへ来たときは冬のさなかで、その日も快晴でした。白銀に輝く山々の展望を恣にできたのを思い出し、晴れ男の幸運をかみしめていました。
間近に西穂高岳(2909m)

中央凹部の突起はジャンダルムといわれる奥穂から西穂への最大難所

槍ヶ岳(3180m )

間近に焼岳(2455m)、右乗鞍岳(3026m)

錫杖岳(2168m)の肩からはるか西に白山連峰

笠ケ岳(2898m)を背に新穂高ロープウエイのゴンドラ

眺望を楽しむ人々
二日続きでこれほどの晴天は月に2~3回ほどというほどに晴れ上がった標高2200mの展望台からは、北アルプスの山々が360度に広がっています。
前回ここへ来たときは冬のさなかで、その日も快晴でした。白銀に輝く山々の展望を恣にできたのを思い出し、晴れ男の幸運をかみしめていました。

間近に西穂高岳(2909m)

中央凹部の突起はジャンダルムといわれる奥穂から西穂への最大難所

槍ヶ岳(3180m )

間近に焼岳(2455m)、右乗鞍岳(3026m)

錫杖岳(2168m)の肩からはるか西に白山連峰

笠ケ岳(2898m)を背に新穂高ロープウエイのゴンドラ

眺望を楽しむ人々
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10:19
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2017年10月06日
信州に山岳の秋を訪ねる① 錦秋千畳敷カール

紅葉の千畳敷カール
寄る年波に足腰の衰えを痛切に感じる昨今、それでも高山の秋の姿に楽をして触れたいという思いにぴったりのツアーが見つかり行ってきました。
第一日は中央アルプス駒ケ岳ロープウエイを利用して、紅葉の千畳敷カール散策です。
標高1662mのしらび平駅から2612mの千畳敷駅までのロープウエイの窓からは白一色のガスでしたが、山上駅に降り立った瞬間、乗客の歓声とともに、見事に紅葉した千畳敷カールと宝剣岳を中心とするカールを取り囲む峰々が視界一杯に広がりました。

ロープウエイ山上駅前

遊歩道を行く人々

ガス登る宝剣岳

カール東面の山稜

ミヤマナナカマド

チングルマ

剣ケ池に映る宝剣岳

南方面に雲海を隔てて僅かに南アルプス北岳が見える
厳しい行程のなかで、午後2時スタート、1時間30分限定の遊歩道一周の散策は、シャッターを切るのももどかしい慌ただしさのなか、陽に照らされていたカールは瞬く間に日陰と変わってゆきます。
時おりわずかにガスがのぼるくらいの絶好の晴天で、紅葉、岩肌が澄み切った青空に映えて見事です。
思いかえせば、過去3回の夏秋すべて晴天でした。相性の良さを感じるこの度の千畳敷カールでした。
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14:42
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