オオサカジン

  | 高槻市

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2015年04月26日

ドローン桜花に飛ぶ

根尾の淡墨桜を見た帰り、R303で山越えで木之本へ出てそのま大浦から海津大崎の桜並木をドライブしました。
入り口近く人が集まって何やら見学しているようすに、持ち前の好奇心を発揮して覗いてみました。
テレビモニターを見ながら操作しているのが、最近話題になっているドローンヘリでした。見学している人に聞いてみると、4kのハイビジョンカメラを搭載して、空から動画を撮っているとのこと。
あるか遠くを飛んでいたドローンは見る見る間に帰ってきて無事琵琶湖畔の砂州に着陸しました。大きいので落下した時の危険が問題になっているドローンですが、このオペレーターはかなり熟練しているようでした。

遠くを飛ぶドローン


花の中を飛ぶ


無事着陸

見たところ首相官邸屋上に落下したドローンより高級品のようです。

俄然話題になったドローン目撃記事を再登校しました。





  

Posted by むかご at 15:44Comments(0)

2015年04月22日

遅い桜(高槻北部)

19日、高槻北部空谷橋から、芥川右岸の山へ入り、林道を田能まで歩きました。
道筋、市内近辺ではすっかり散ってしまったヤマザクラがそこここに残っていて、目を楽しませてくれました。



尾根筋の山桜の赤い新芽がきれい

目を引いたのは、野生のモモの花です。まだ花を残していたここのモモは、実や核が小さく、核の皺も小さくて低く、有史前の野生種の生き残りではないかとの説があり、学問的にも貴重なものとされいるそうです。

野生のモモ

なにげないところにもいろいろ楽しめる高槻の山間部です。
  

Posted by むかご at 13:57Comments(0)

2015年04月20日

摂りぬけで終わる大阪の櫻


9日に始まった造幣局の通り抜けは15日に終わり、これで大阪の花見の季節は終わりました。
雨続きだった今年の花時、待っていても駄目と、雨を押して出かけました。
例によって外国人の客が多く、自撮り棒の使用はお控えくださいのアナウンスもしきりのなか、人目も気にせず大勢で花の下を占領していました。
迷惑だなと思いながら、自分も花に近づいて、こちらはもっぱら花を撮っていました。考えてみれば結果的には外国人と同じ迷惑行動をしていました。
ここの桜の品種は約130種、今年の花は「一葉」でした。

今年の桜「一葉」


  

Posted by むかご at 13:58Comments(0)

2015年04月15日

おかめ桜と上七軒の芸妓さん

京都観光研究所が選定したミシュランもどきの京の三ツ星桜というのがあります。選ばれた11ケ所の多くはいわゆる一本桜です。
千本釈迦堂(大報恩寺)のおかめ桜もその一つです。

おかめ桜



千本釈迦堂の門前

「おかめとは、寺伝によれば本堂建築で棟梁を務めた大工の妻の事で、夫が本堂を建築していた時、重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎ、責任ある棟梁として苦悩している時に「枡組で補えばどうか」と助言して、夫の窮地を救ったのです。
これにより夫は工事を無事に遂げる事になりましたが、「(専門家でもない)女の知恵で棟梁が大仕事を成し得たと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に「おかめ」は自害してしまいます。有名な「おかめ」のふくよかな笑顔は、夫想いの明るい人柄を今に伝え、全国のおかめ信仰の発祥となっている」といいます。
おかめ桜花はほとんど終わっていましたが、わずかに残る花だけでも満開時の威容をしのばせる堂々たる姿でした。

寺を出て北野天満宮東門へ向かう上七軒の茶屋が並ぶ通りでは、ちょうどお勤めに向かう芸妓さんと出会いました。遠慮しながらカメラを向けましたが、まったく無視して昂然と歩いてゆきました。
  

Posted by むかご at 20:53Comments(0)

2015年04月12日

根尾の淡墨桜   




花よりも迫力の株元

9日、岐阜県本巣市にある根尾の淡墨桜を見に行ってきました。山梨県の神代桜、福島県の三春の滝桜と並んで日本三大櫻に数えられる推定樹齢1400年といわれる根尾の淡墨桜はちょうど満開でした。
樹勢が衰えて枯死が懸念されていた昭和23年ごろ当時の最高の技術である根継ぎを238本行って樹勢を回復しましたが、昭和34年の伊勢湾台風で大きな被害を受け再び樹勢に衰えを見せていたとき、昭和42年小説家の宇野千代がこの地を訪れ、桜を救おうと、募金に奔走するとともに、県知事や関係先に働きかけ、総合的な保護策が講じられるようになりました。宇野千代はこの間の話を小説「薄墨の櫻」に書きます。小説は作者と思しき和服デザイナーと、怪しい力を持つ老女と若い男女を絡めた一種怪しいメルヘンチックな構成となっています。
小説では根腐れの原因になる水田を廃する話がありますが、今の淡墨桜は運動場のように広い平地に立っており、自然の景色の中の桜をイメージしている向きにはいささか興ざめではあります。

背後の2代目淡墨は元気がよい


根尾川のかなたに雪が残る能郷白山

淡墨桜については、現地に継体伝説というのがあります。男大迹皇子(継体帝)が乞われてこの地から畿内へ向かう折、かたみに植えた2本のうち1本が枯れ、残る1本が巨桜となって残ったといいます。
その時の皇子の歌が
 身の代と遺す桜は薄住よ
      千代に其の名を栄盛へ止むる
というのですが、この伝説は、観光用に近年につくられたまったくの虚構といわれています。
大阪を5時半に出て、谷汲山華厳時を参拝し、淡墨桜についたのが9時過ぎ、問題なく駐車場に入れましたが、帰りに見ると駐車待ちの車が延々何キロも続いていて、早起きは3時間もの得と胸をなでおろしていました。
  

Posted by むかご at 17:48Comments(0)

2015年04月11日

平野神社の桜   

桜を長く楽しみたいときは平野神社へ行けといわれます。60種もある桜は3月の桃桜、魁桜に始まり、4月下旬の虎の尾、平野妹背など1ケ月以上も楽しめるからです。

メイヨシノは終わったがこの賑わい


早く咲く魁桜はさかりが過ぎて



満開の白雲桜

御室は花に人が埋もれ、平野神社は人に桜が埋もれるという言葉のとおり、大勢の花見客が足早に過ぎてゆく京の春を惜しんでいました。
  

Posted by むかご at 16:37Comments(0)

2015年04月10日

平安神宮神苑の八重紅枝垂れ 





6日、雨の間の曇りの日、久しぶりで平安神宮神苑の八重紅枝垂れを訪れました。
神苑の桜の中でも数も多く見事なのが、いうまでもなく紅色の八重紅枝垂れ桜です。
谷崎潤一郎の「細雪」には、一家がたびたび神苑を訪れる場面があり、また近くは渡辺淳一の「桜の樹の下で」でもこの八重紅枝垂れが大事な場面で用いられています。


この桜は、神社の説明では明治28年神苑創建時、遠藤仙台市長より仙台から60本の苗木が贈られたので「陸奥桜」とか「遠藤桜」と呼ばれていて、そのもとは、近衛家に伝来した「糸桜」を会津藩主が 持ち帰り育成したものが再び京都に帰ったことから「里帰り桜」とも言われているとありますが、別説では、もとは江戸初期、御所にあったものを伊達政宗が持ち帰ったもので、現在も仙台市には当時のものといわれる樹齢400年もの老木が同市榴(つつじ)ケ岡公園にあるといいます。
いずれにせよ、古い歴史と経歴を持つ八重紅枝垂れは、古都京都に帰って、すっかり京の風景に溶け込んでいます。
写真のシャッターを頼まれた女性と話をしていると、その女性はノンフィクション作家として名の知られている山本厚子さんと知れました。ともに庭園を遊歩しながら、女史の話に何とか合わせて、しばし“知的な”会話を楽しんだことでした。
  

Posted by むかご at 22:36Comments(0)

2015年04月07日

洛西の社寺に花を訪ねて③大原野神社 


千眼桜


クロースアップ


花の寺(勝持寺)のすぐ手前に大原野神社があります。
桜の名所というほどではありませんが、参道わきの千眼桜は見事なものです。

鯉沢池

藤原氏が奈良の春日大社の分霊を移し祀ったとのいわれの通り、本殿前の狛犬?はちゃんと鹿になっていました。



  

Posted by むかご at 18:19Comments(0)

2015年04月06日

洛西の社寺に花を訪ねて②十輪寺

洛西の社寺に花を訪ねて②十輪寺 

なりひら桜


十輪寺山門

小塩山西山麓に業平寺の名がある十輪寺があります。
寺伝によると創建は嘉祥3年(850)文徳天皇の后染殿皇后(藤原明子・あきらけこ)の世継誕生を祈願し、めでたく皇子のちの清和天皇になられたところからも文徳天皇の勅願寺となりました。
この寺はまた在原業平が晩年この寺に隠棲し、塩焼きの風流を楽しんだところとして知られています。
境内には推定200年といわれる「なりひら桜」が今満開です。
業平の有名な歌「世の中にたえて 桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」を深読みする人は、業平の主人筋の惟喬親王が文徳天皇の第一皇子でありながら、政治的に有力な藤原良房が入内させた娘染殿皇后が生んだ皇子が天皇となり、良房がこのことを桜を見ているようだと詠ったので、皇位につくことができなくなった悲劇の皇子の心中を察して嘆いた歌ともいわれています。
主人筋の悲嘆の原因となった因縁の十輪寺を隠棲の場所としてに選んだとすれば、業平の心を推し量ると不思議なところです。
  

Posted by むかご at 21:15Comments(0)

2015年04月05日

洛西の社寺に花を訪ねて① 勝持寺 


勝持寺山門

花のさかりなのに予報は雨続きです。4日、今日は曇りときいて贅沢はいえないと出かけました。
この日は久しぶりで洛西の勝持寺(花の寺)、大原野神社、十輪寺(業平寺)の花です。

西行桜

花の寺で知られる勝持寺は保延6年(1140)、北面の武士佐藤藤兵衛義清がこの寺で出家し西行と名乗って庵を結び修業したと伝わります。寺伝はその西行が植えた一株の桜を西行桜と呼び、寺を花の寺と称するようになったといいます。
謡曲の西行桜はでは、西行が「花見んと群れつつ人の来るのみぞあたら桜のとがにはありける」と修業の妨げになる花見客の騒がしいのを嘆きます。晩年あれほど桜に耽溺した西行も、若いときはむしろ迷惑に思っていたらしいことを示唆していて面白い話です。その西行桜が鐘突き堂の傍らに立っています。何代か植え次がれてきたと思われる今の西行桜はまだ若くて貫禄不足気味です。

車のナンバーでは遠来の客も多く


満開の境内の櫻



  

Posted by むかご at 17:37Comments(0)

2015年04月05日

力不足か明石城の櫻

4月2日新装姫路城の桜を堪能しての帰り、明石城へ立ち寄りました。

兵庫県で桜百選に選ばれているのは三ケ所、姫路城、夙川公園とこの明石城です。

期待してゆきましたが、桜の数も群落もさほどでではなく、県内にはもっとすぐれた桜の名所があるはずと思いました。

百選に選ばれるには単に桜の見事さだけではなく、歴史や知名度が必要ということかもしれません。

さがしさがし摂った写真がこれでした。








  

Posted by むかご at 09:45Comments(0)

2015年04月04日

花にうずもれる白鷺城 


堂々たる正面

花散らしの雨が続く予想なので、4月2日今日しかないと平成の大改修で見事にお化粧直しをした姫路城を訪ねました。これが築城当時の色だという白い漆喰屋根の城は、まさに天空に向かって飛び立とうとする白鷺の姿そのものでした。
前日の花だよりでは5分咲きだった桜も二日続いた高温でほぼ満開、花にうずもれたお城の優美な姿にただただ息をのむばかりでした。
待ち時間を入れて3時間はかかるという大天守登楼はあきらめて、外堀を一回りして全方位から写真を撮り続けました。
講釈はなしにして、写真を世界文化遺産の名城白鷺城をお楽しみください。

近づけば花の中に


花に埋もれて


見上げる


西の丸の櫓にも花


続く人なみ


登楼を待つ長い列


しろまるひめも大活躍


北側に多い山桜


帰途振り返えれば









  

Posted by むかご at 07:04Comments(0)

2015年04月02日

櫻守公園(笹部新太郎旧邸) 


旧笹部邸の門が公園の入り口に


櫻を楽しむ人々


ササベザクラ



ササベザクラ

水上勉の小説「桜守」のモデルとなった笹部新太郎氏は、生涯こよなく桜を愛し、その保護育成に一生をささげ、大阪造幣局の通り抜けを整備したり、不可能といわれた御母衣ダムに沈む運命だった桜の古木を移植して再生するなどの業績でも知られています。
氏の旧邸が今神戸市の岡本南公園愛称桜守公園となって、笹部氏ゆかりの桜が満開です。
中でも、神戸岡本に転居後氏所有の種子が偶然庭にこぼれて芽生え、カスミザクラとオオシマザクラのと推定されるこの実生苗を育てたのが新種とされササベザクラ(笹部桜)と名付けられて、この公園の名物桜となっています。

園内には水の流れも


小説桜守の銘板

夕暮れ時の桜公園には地元らしき方々が静かに花を眺めていて、小さいながらもこの公園はみんなに愛されていることがうかがえました。
  

Posted by むかご at 22:11Comments(0)

2015年04月01日

吹田で見られる三春の滝桜 




3本並ぶ滝桜

アサヒビール吹田工場の門から高槻京都線を隔てた西側にある迎賓館庭園へ桜を見にゆきました。
ここに有名な三春の滝桜を親木から挿し芽を取った桜4本が今満開です。
福島県三春の滝桜は、推定樹齢千年ともいわれるエドヒガン系の紅枝垂れ桜で、山高神大桜、根尾淡墨桜とともに日本の三大櫻といわれています。
吹田の滝桜は千年の齢こそ経ていませんが、けっこう見ごたえがあり、何よりも福島県まで行かなくても滝桜を見ることができるのが嬉しいことです。
昨日で満開でした。見にゆくなら今!でしょう。

染井吉野も満開



  

Posted by むかご at 09:21Comments(0)