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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2014年03月22日

早春の東近江市④ 太郎坊宮・阿賀神社 


太郎坊山

観光バスで名神高速道路を東へ向かうと、北側防音壁越しに尖った岩肌の山の上にいくつかの建物が見えるのがいつも気になっていました。
1400年前の創始と伝わる、赤神山(太郎坊山)をご神体とする太郎坊宮・阿賀神社で勝運福授の神様として信仰を集めています。
山岳信仰の霊地として多くの修験者が参篭し、守護神とされたのが「太郎坊の天狗」で、現在も神社の守護神とされ太郎坊宮の名前の由来ともなっています。
赤神山の中腹に鎮座する本殿に参拝するには、本来の正面山麓からほぼ真っ直ぐに続く742段の石段を登るか、新しくできた車道を通って参集殿下の駐車場まで車で登る2つのルートがあります。
車で行っていましたが、最初の成願寺までの石段で、JR京都駅の階段登り競争に出るためのトレーニングをしているというグループに会い、刺激を受けて一大決心で歩いて石段に挑戦することにしました。

トレーニングする人々

金毘羅さんの本宮までの石段に僅か40段ほど及ばないだけの742段は流石にタフでしたが、休みを入れながら喘ぎ喘ぎなんとか完登しました。


本殿の前には夫婦岩という名の幅80㎝、高さ12mにわたり真二つに裂けた巨岩があり、この岩の間を通る人は病苦を除き所願成就するが、悪心あるものは岩に挟まれるなどといわれています。

夫婦岩


無事通り抜けた先の岩陰に蹲るように小さな本殿が鎮座します。

本殿前から見下ろす


本殿脇からはるか下に広がる東近江の町並みを眺め、苦労して高みに登ってきた喜びを味わっていました。

  

Posted by むかご at 16:14Comments(0)