オオサカジン

  | 高槻市

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by オオサカジン運営事務局 at

2018年11月05日

鬼怒川・日光・草津ゴールデンルート3日間の旅⑤吹割の滝

栃木県日光市から沼田市を経て群馬県草津町、長野県上田市に至る全長320㎞の街道は、日本において最もドイツ的景観をもつ街道として、日本ロマンチック街道と呼ばれています。1988年11月25日、日本ロマンチック街道協会とドイツロマンチック街道協会が姉妹街道として締結したというのですが、山道の多い普通の街道で首をかしげたい感じです。


その途中、利根川の支流片品川が沼田市を通過するところにある吹割の滝は、川床を割くように流れて水しぶきをあげる様子からこの名がついています。
900万年前に起こった火山の噴火による大規模な火砕流が冷固した溶結凝灰岩が片品P川の流れによって侵食されてできたV字谷にかかり、そこに向かって三方から河川が流れ落ちるその姿から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。
1936年12月16日に旧文部省より、天然記念物および名勝に指定されています。
滝よりも下流側は後退してきた滝が削ったせまい渓が続きます。

滝は水の侵食により今も1年間で約7cmづつ上流に向かって遡行しており、将来的には瀑布は平たい上流に移動してゆくことになります。

ツアーコースに載っていた初めて知る吹割の滝、景観は期待以上のものでした。

  

Posted by むかご at 12:49Comments(0)