オオサカジン

  | 高槻市

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2019年06月03日

南丹にベニバナヤマシャクヤクを訪ねる


杉の美林に広がる群落


紅花のベニバナヤマシャクヤク

大阪から向かって、南丹市美山の茅葺の里すぐ手前の平屋地区内久保に、幻の花ともいわれているベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)の花を見に行きました。
ベニバナヤマシャクヤクは、絶滅危惧種として京都府レッドデータブックに記載されています。
ここ、内久保地区ではよく手入れされた杉林のなかに、幼苗を含めて約1万本のベニバナヤマシャクヤクが群生しています。
ヤマシャクヤクとは別種であるベニバナヤマシャクヤクは、草丈がすっきりと高く、開花期が1月ほど遅いなどの違いがありますが、花色については、ヤマシャクヤクが白色オンリーであるのに対してベニバナヤマシャクヤクは白色からピンク色まで花色が多様であることが特徴です。
面白いことに、ベニバナヤマシャクヤクという名があっても、ほとんどが白花であるのに、内久保地区のは、濃い薄いの差があるにしても、ほぼ半分は紅色を帯びていいるのが他の地区と異なる特徴になっています。そんなことから、今では旅行会社のツアーにも組み込まれて、北は北海道から南は九州まで、全国各地から見学客が訪れる場所となっています。
5月31日、開花から3~4日で散ってしまうというベニバナヤマシャクヤクはちょうど見ごろとあって、大いに張り切って現地入りしたのはよかったのですが、撮影を始めた直後、カメラの電池切れ、やむなくスマホに切り替えましたが、出来栄えは今一つで心残りのベニバナヤマシャクヤクでした

花は3~4日で散る


ここでは半分くらいが白花


白色からピンクまで花色は微妙に変化がある







  

Posted by むかご at 17:25Comments(2)