2015年12月02日
紅葉常寂光寺

山門

仁王門
今年の紅葉は秋口の異常高温などの影響で最近にない不作ということですが、それでも一度くらいはと思い、11月28日嵐山から折からの紅葉狩りの雑踏を分けて嵯峨野常寂光寺を訪ねました。
常寂光寺は百人一首で詠まれる小倉山の中腹の斜面にあって境内からは嵯峨野を一望でき、秋は全山紅葉に包まれます。その常寂光土のような風情から寺号がつけられたといいます。
また、平安時代に藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝わる地で、安土桃山時代末の慶長元年(1596年)に日蓮宗大本山本圀寺十六世日禎が隠棲の地として当山を開いたとされます。
不作とはいえ、さすが紅葉の名所、大勢の観光客からは感嘆の声がしきりでした。

本堂への苔の斜面

苔

本堂前

多宝塔

Posted by むかご at
15:01
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