オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2014年11月22日

紅葉しない閑谷学校のカイノキ  


岡山の特別史跡閑谷学校へ行ってきました。
初夏の頃2度ほど訪れた閑谷学校ですが、今回の楽しみは、有名な閑谷神社前の2本のカイノキ(楷の樹)の紅葉を見たいということでした。
カイノキは、ウルシ科カイノキ属の落葉高木で、カイジュ、ランシンボク(爛心木)などともに、クシノキ(孔子の木)などの別名でも知られています。
カイノキとは、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされ、クシノキの別名は、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来するといいます。各地の孔子廟にも植えられていることなどから、学問の聖木とされています。
ところが行ってみるとここのカイノキは、あらかた落葉していて、僅かに残る葉も緑がかった褐色で、紅葉とは大違いでがっかりでした。
木の下で落ち葉掻きをしている管理の方にたずねると、理由はわからないが、この数年きれいな紅葉にならない年が続いているといいます。
施肥、選定、深耕などの手入れをしているので、何年か後には紅葉を取り戻すのを期待しているとのことでした。
閑谷学校の周辺のカエデは例年通り紅葉しています。カイノキだけがなぜ?と思わずにいられませんでした。




  

Posted by むかご at 20:32Comments(0)