オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2014年11月09日

刈込池初冬   


打波川沿の正面遥に雪山が


雪山が近づき高まる期待


道筋にはいくつもの瀧

池に映る紅葉の見事さをTVでみて、にわかに気持ちが動き、福井県大野市の奥山深くの刈込池へ行ってきました。
刈込池へは福井から九頭竜川へ通じる国道159号から、離合もままならない県道173号を打波川にそって十数キロも走ったところにある上小池駐車場を目指します。
駐車場から刈込池へは六百数十段の急な石段を登る厳しいコースと、川沿いを登る時間がかかるが比較的やさしいコースとの二つのルートがあり、すでに午後となっていたので、思い切って石段コースに挑戦しました。

歩きはじめる頃には紅葉も僅かになる

手すりもない急階段は老体には極めて厳しく、寫眞を撮る余裕もありませんでしたが、途中の休憩所で眼前に迫る雪山を見て、苦しさも忘れてだんだん期待が高まります。




石段を登りきると、落葉して幹だけになったブナ林の道をしばらく歩くと刈込池が目前です。

周囲を山に囲まれた刈込池は、白山山系の三の峰(2128m)の山麓にあり標高約1400m、1300年前白山開山の祖泰澄大師が、白山に棲む千匹の大蛇を刈り込んだ(閉じ込めた)という伝説からこの名があるといいます。周囲約400m、いくつもの流れ込む谷がありながら、流れ出る川がないのに水面がほぼ一定というのも不思議です。
池の周辺の紅葉はほぼ終わっていましたが、背後の三ノ峰には新雪が積もり、落葉して白い木肌になった樹木が池に映り込んで、初冬の刈込池は息をのむほどの神秘的な美しさでした。

神秘の刈込池


静かな水面に映り込む山


白い木肌も映り込む


水面に広がるヒルムシロ


帰途早くも陽が陰る打波川






  

Posted by むかご at 09:34Comments(0)