2012年12月09日
メタセコイアの並木

大阪市鶴見緑地のメタセコイア並木が見事に紅葉していました。
メタセコイヤの話は、よく知られている所ですが、すでに絶滅した植物だと言われていたメタセコイヤを化石の中から発見したのは大阪市立大学理学部付属植物園元園長の三木茂氏でした。
奇しくもちょうど同じ1943年に中国四川省の磨刀渓(現在は湖北省)で発見された樹木が、生きているメタセコイア属の植物であることがアメリカで確かめられ、1948年にメタセコイア・グリプトスト ロボイデスとして正式に報告され、注目を集めました。
その後、アメリカから贈られた50本とかの苗木の子孫が日本各地で広がりました。
したがって樹齢は最も古いものでもせいぜい60年くらいなのですが、成長が早いため各地で立派な並木になっています。
Posted by むかご at
14:05
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