2017年02月17日
芥川城跡に登る

展望台からのパノラマ写真

整備された展望台
16日、長い寒波が去ってようやく訪れた春の陽気に誘われて摂津峡方面へ歩きに出かけました。
摂津峡を上ノ口へ遡り、思いついて三好山の芥川山城跡へ周ることにしました。いつもは下の口側からですが、反対の北側から登るのは初めてです。
上ノ口からはしばらく芥川を見下ろしながら快適な山道をたどり、30分ほどで山頂の城跡に到着します。
芥川山城跡は,三好山(通称城山)にあり、永正年間(1520頃)に管領細川高国が築城したと伝えられおり、 芥川を見下ろす天然の要害を利用して主郭と東郭を築いており、多くの堀切りや土塁、郭(くるわ)、大手の石垣などが当時の威容をしのばせています。
初代城主は能勢頼則で、天文22年(1553)には当時畿内に最大の権威を誇った三好長慶(みよし-ながよし)が入場し、永禄3年(1560)までの約7年間在城しています。 最近の発掘調査では、主郭跡などから当時の建物跡や記録と合致する火災の痕跡が発見され、惟政や右近が入城した「芥川城」は、この山城であることが確実になったといいます。

山頂の本丸跡
近年、「三好芥川城の会」などの活動によって、標識、展望台など城跡周辺の整備が図られていて格好のハイキングスポットとなっています。
30分のつもりの散歩がつい陽気に連れられての4時間半、1万8千歩のウオークとなりました。
Posted by むかご at 12:22│Comments(0)