2014年11月19日
岡山のタンンチョウ

岡山自然保護センターでタンチョウが飼育されいます。
岡山とタンチョウはどんな関係があるのか不思議なところですが、岡山後楽園で300年ほどまえに飼われていた、後楽園をつくった池田綱政が飼われていたタンチョウの声に誘われて大空からつるの群れが舞い降りたので歌を詠ん、だなどの故事があり、岡山県にも飛来した記録があるなどが岡山でタンチョウを飼育するきっかけになったというのですが、いますこし弱い根拠です。
それはともかく、すでに相当年月飼育の実績を積み、野外行動調査などもおこなわれいる今は、北海道のタンチョウのように遺伝的な系統の少ない群だけでは、伝染病が発生すると全滅するなどのリスクがあるため、種の保存という意味で岡山で飼育することに意味があるとしています。
岡山自然保護センターでは約40羽のタンチョウがケージの中で飼育されており、池のほとりには一対の番いと今年の初夏生まれた子供のタンチョウが、飛べない状態にされてはいますが、自然の中で生活をしています。

茶色の頭は今年生まれた子どものタンチョウ
Posted by むかご at 18:03│Comments(0)