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  | 高槻市

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2013年11月29日

東近江大凧会館  

東近江大凧会館  
判じ絵の大凧、これで”心身健やか”


隠れ里「木地師の里」の帰途、東近江大凧会館に立ち寄りました。
もともと子供の出生を祝って端午の節句に凧を揚げたのが始まりで、最初は小さかった凧が、近郷の村の競争心、琵琶湖からの適した風、凧を揚げるに適した沖ケ原などの条件が揃い、凧は次第に大きくなり、最大は明治時代の畳250枚相当の大きいものまで現れたといいます。
戦後結成された保存会により、昔ながらの大凧の技術がうけつがれ、いまでは国の無形民族文化財に指定されています。
毎年5月に催される大凧祭りはTVで紹介されるなど全国的に有名な行事となっています。
面白いのは畳100枚分という大凧が判じもんといわれる駄洒落のデザインになっていることです。
たとえば会館に展示されている最近の大凧(写真)は、上部に描かれている2匹の(たつ)“辰”を“しん”と読ませて”しんしん=心身“、下の”健“が”すこやか“で「心身健やか」と判じるというのです。
駄洒落もここまでくるとあほらしいというよりは、一生懸命に頭をひねっている地元の人々にご苦労さんと言いたい気持ちになりました。
東近江大凧会館  
展示されているさまざまな凧


東近江大凧会館  
訪れた日の前日に亡くなった島倉千代子のサイン(右下)



Posted by むかご at 19:09│Comments(0)
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