2013年02月11日
雪景色:琵琶湖大周り

雪の比良山系
冬、雪の便りがあると湖北など近郊へ雪見にゆくのが慣わしになっています。
いつもなら車ですが、今回はJRの“大回り”方式で琵琶湖を一周してきました。
“大回り”とは、1998年に始まったもので、大都市圏で設けている特例区間内で、目的駅まで乗車するのに同一区間を走らず、途中下車もしない場合、乗車経路を自由に選択できるというものです。
高槻から大津までの切符を買い、湖西線新快速で近江塩津で、北陸線経由大阪方面行き新快速に乗り換大津で下車。改めて大津―高槻の切符で戻るルートをとりました。結局高槻―大津間の往復の切符で琵琶湖を一周してきたわけです。

近江高島付近

近江今津付近

マキノ付近
驚いたことには、乗り換え点の近江塩津が近づくと、ざわめきがはじまり、乗客の大半が同じ目的であることがわかりました。
当初JRは、不正乗車のおそれもありお勧めしたくないとしていたこの“大回り”ですが、盛況に妥協したのか乗換の駅が近づくと「大回りのお客様は次の近江塩津駅で・・・」などと車内案内があるなど、こらはもうちゃんとしたお客様扱いです。
さらに驚いたのは乗換駅の近江塩津駅の様子です。ストーブの入った待合室兼食堂ができているし、中途下車できないはずが、自由に改札を出入りできて、小学生のグループなどは乗り換え時間を2時間も延長して駅の近くで雪遊びを楽しんでかえるのだといいます。

賑わう乗換駅

待ち時間に改札を出て雪遊びに向かう小学生たち
どうやらJRは、一区間の乗客でも大切なお客様だと考えを変えたようで、すこし後ろめたい気持ちがあったのが吹っ飛んで、存分に車窓の雪景色を楽しんで帰りました。

木の本付近

余呉湖遠望

雪雲の伊吹山
Posted by むかご at 09:21│Comments(2)
この記事へのコメント
寒さも厳しく、家に閉じこもりを繰り返しています。「大回り」という制度を利用しての琵琶湖一周中々のアイデアですね。
お元気に出かけていらっしゃるご様子何よりです。
お蔭で、雪の近江路を楽しんで見せてもらいました。有難うございます。
お元気に出かけていらっしゃるご様子何よりです。
お蔭で、雪の近江路を楽しんで見せてもらいました。有難うございます。
Posted by 城東のジッチャマ at 2013年02月14日 10:25
城東のじっちゃま様
「琵琶湖大周り」こんな楽しみ方もあるのだなと思いました。
乗り継ぎ駅で休憩時に話した男声は、大阪環状線からスタートし琵琶湖大周りから、草津経由柘植まわりで大阪と一日かけて120円で旅をするといっていました。上には上です。
むかご
「琵琶湖大周り」こんな楽しみ方もあるのだなと思いました。
乗り継ぎ駅で休憩時に話した男声は、大阪環状線からスタートし琵琶湖大周りから、草津経由柘植まわりで大阪と一日かけて120円で旅をするといっていました。上には上です。
むかご
Posted by mukago at 2013年02月14日 16:45