2017年10月06日
信州に山岳の秋を訪ねる① 錦秋千畳敷カール

紅葉の千畳敷カール
寄る年波に足腰の衰えを痛切に感じる昨今、それでも高山の秋の姿に楽をして触れたいという思いにぴったりのツアーが見つかり行ってきました。
第一日は中央アルプス駒ケ岳ロープウエイを利用して、紅葉の千畳敷カール散策です。
標高1662mのしらび平駅から2612mの千畳敷駅までのロープウエイの窓からは白一色のガスでしたが、山上駅に降り立った瞬間、乗客の歓声とともに、見事に紅葉した千畳敷カールと宝剣岳を中心とするカールを取り囲む峰々が視界一杯に広がりました。

ロープウエイ山上駅前

遊歩道を行く人々

ガス登る宝剣岳

カール東面の山稜

ミヤマナナカマド

チングルマ

剣ケ池に映る宝剣岳

南方面に雲海を隔てて僅かに南アルプス北岳が見える
厳しい行程のなかで、午後2時スタート、1時間30分限定の遊歩道一周の散策は、シャッターを切るのももどかしい慌ただしさのなか、陽に照らされていたカールは瞬く間に日陰と変わってゆきます。
時おりわずかにガスがのぼるくらいの絶好の晴天で、紅葉、岩肌が澄み切った青空に映えて見事です。
思いかえせば、過去3回の夏秋すべて晴天でした。相性の良さを感じるこの度の千畳敷カールでした。
Posted by むかご at
14:42
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