オオサカジン

  | 高槻市

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by オオサカジン運営事務局 at

2015年09月21日

大阪街歩き&食べ歩き&道頓堀クルーズ  


とんぼりクルーズの船着き場

東京見物でよく使う旅行社からの案内で「大阪街歩き&食べ歩き&道頓堀クルーズ」というツアーに参加しました。一時どぶ川で知られた道頓堀が浄化整備されて、平成16年に誕生した水辺の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」をクルーズで水上から見てみたかったのと、大阪府から約2000円の助成を受けるということもあり、久しぶりでのとんぼり界隈の見物も面白いと思っての参加でした。

瑞龍寺の山門

スタートは元町1丁目の慈雲山瑞龍寺(通称鉄眼寺)です。僧鉄眼道光が再興して、大坂での黄檗布教の拠点になり、俗に鉄眼寺と呼ばれています。
鉄眼は隠元に心服し、師・木庵より授かった経典6,957巻から印刷を決心。一切経の版木の費用を日本全国を巡り托鉢。折からの堀江西一帯の大洪水に集めた募財を被害者救済に使ったとされているほか、摂河泉平野の大飢饉で借金までして難民救済に当たったとことで知られています。伝統ある寺にしてはけばけばしい朱塗りのお堂は、いかにも大阪のミナミらしい雰囲気です。

難波八阪神社の獅子殿

瑞龍寺のすぐ近くにある難波八阪神社は普通の拝殿の手前に獅子舞台と呼ばれる一種異様な形の建物があってよく目立ちます。
 昭和49年五月本殿竣工と共に完成された高さ十二メートル、奥行き七メートル幅七メートルの鉄筋コンクリート建物の外観は、唐櫃上加賀獅子というそうで、巨大な獅子頭になっています。
大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招き、就職、入試、会社発展などの願いを成就してくれるとのことですが、この異様さもまた大阪ミナミなればこそということでしょうか。

昔に変わらない人盛りの千日前から、道具屋町、東南アジア系の観光客ですっかり様子の変わってしまった黒門市場を通って、法善寺の水かけ不動さんに詣でて、道頓堀通りへと歩きます。

賑わうなんば花月前


外人観光客向けの店頭食事所が多くなった黒門市場


マグロ解体ショウに人盛り



水かけ不動の参拝にも行列が

道頓堀の指定の店でのたこ焼き2個、串カツ1本、ビリケンさん形の人形焼き2個宛てのクーポン利用も大阪らしくて結構楽しめました。激戦区だけあって気合を入れてのたこ焼きもさすが本場といえる味でした。有名水産業者の店舗での食事券もついています。

リバーウオークでのフラガールの競演なども眺めながら、約20分のとんぼりクルーズでと楽しんでツアーが終わりました。

水上からフラガールのショウ


戎橋の下をくぐる:欄干の手すりには大阪名物お好み焼きの返しこてが…


1000円の食事券、3ケ所でのプチ食べ歩きとクルーズで2880円。久しぶりとはいえ、なじみ深い場所のツアー、府の助成がなければたぶん参加することがなかったと思えば、まずは納得の値段でした。

一日中賑わう千日前通り




  

Posted by むかご at 17:05Comments(0)