2013年06月02日
ポピー変じてカミツレの丘

ポピー祭りがおこなわれていた万博公園の花の丘が様変わりしています。
たぶん10年ほども前に蒔かれたカモミールとも呼ばれるカミツレが、花の丘周辺でこぼれ種で生き残ってきたのが、爆発的に殖えて、花期が終わりかけたポピーの丘を覆い尽くすようになったようです。
カミツレはヨーロッパ原産の代表的なハーブで、古くから薬用として、また浴用などにも利用されてきました。
5~7月に茎の先に小形の頭花をつけ、周囲の舌状花は白色、中心の筒状花は黄色で丸く盛り上がります。
自然にポピーの丘を覆ったカミツレは、それなりに美しくて、草全体から発する芳香も漂い、思いがかない新風景となっています。
先日新聞にこの情景が紹介されていました。おそらく意図せざる結果で生まれたであろうカミツレの丘を宣伝するとは、万博公園もしたたかな商魂の持ち主とみました。

Posted by むかご at
10:30
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