オオサカジン

  | 高槻市

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2018年01月29日

妙なるお経:萬福寺の梵唄



京都の七福神巡りで、黄檗山萬福寺の布袋さんにお参りしたとき、本堂から何やら妙なる声が聞こえてきました。
声にひかれて向かった本堂の中では、寒さの中素足に草履の10数人の僧侶が読経していましたが、その言葉と言い、リズムと言い、ムード音楽を聴いているような心地よい気分になっていました。、

壁にかかった説明板で、これは梵唄(ぼんばい)」と呼ばれるもので、字にも表わされているとおり、歌のようなお経で、普通の声明などとは違い、4拍子を基本とするリズムを刻みながら節の付いたお経を詠んでいく、とても音楽的なお経だと分かりました。リズムを刻んでいるのは鐘と太鼓です。、

中国から来て黄檗宗の開祖となった隠元法師は、法式(儀式作法など)やお経もすべて中国で行われていたものを忠実に継承しています。特にお経は独特で、唐音とよばれる中国語を基本とする読みをします。たとえば一般的によく詠まれる般若心経でいうと「まかはんにゃはらみたしんぎょう・・・」と唱えるところが「ポゼポロミトシンキン・・・」という具合になるのだといいます。

穏やかで心静かな気持ちにさせてくれる梵唄は、言葉はわからないにしても本当に有難く思えるお経でした。
  

Posted by むかご at 11:26Comments(0)

2018年01月27日

目算外れ:京の雪景色


東本願寺

いつぞやTVで、有名な宗教学者の山折哲雄さんが、京都を知るにはまず京都タワーへ上るのが良いとおっしゃっていました。
建設当時は京都の景観を台無しにするという批判が多かったこのタワーだけに少し意外な気もしましたが、先生のお薦めならば一度は上ろうと機会を待っていまいた。
その機会というのは、京都に積雪があり、かつ空が晴れ上って、雪景色の京都盆地全体を眺められるという状況です。
1月17日朝、自宅付近では、一面銀世界で、陽が射していました。高槻でこの天気なら、京都ならさぞかしと意気込んで出かけました。
ところが京都駅に降り立つと、積雪は皆無なのに雪が降りしきっています。勝手に作ったイメージとはもろに正反対です。
来たからにはとタワーに上りましたが、降る雪で見通しが悪く、せっかくの眺望もほとんど足元だけというお粗末でした。
考えようによっては、これもめったに見られない景色と、展望台を何周も回って、入場料770円也の回収に努めていました。

西本願寺


京都駅の向うに東寺


かすむ三十三間堂の屋根(中央の横長の白い帯)


東本願寺門前からタワー





  

Posted by むかご at 15:31Comments(0)

2018年01月20日

戌の巨大タペストリー

宇治市植物公園へ近づくと正面に、今年の干支の戌の巨大タペストリーが迎えてくれました。
3675個のプランターで出来ている花のタペストリーは、幅62m、高さ18m、おそらく干支の戌としては日本最大と思われます。
7回目の年男となったことし、良い年でありますように思わずお願いしていました。
(画面から少し離れてみた方が、より犬らしく見えます)
  

Posted by むかご at 11:09Comments(0)

2018年01月15日

都七福神まいり

松ヶ崎大黒天雪景色

14日、松の内も終わろうとする14日、観光バスでの「都七福神まいり」に参加しました。
北は洛北送り火妙法に近い松ヶ崎大黒天、修学院離宮の北の赤山禅院、南は宇治萬福寺まで、個人ではとても一日では廻り切れないコースを約7時間をかけて廻ります。七福神に今年の福をお祈りし、参詣所ごとに色の違うお守りを頂いて帰りました。
最初の2か所では、思いがけない古都の雪景色に出会うというおまけまで付いて、ありがたい「都七福神まいり」でした。
写真のみ参拝順で

松ヶ崎大黒天


赤山禅院福禄寿神


革堂寿老神


革堂本堂(西國19番札所)


東寺毘沙門天


東寺五重塔


六波羅密寺弁財天


六波羅蜜寺本堂(西国17番札所)


えびす神社えびす神


恵比須神社


萬福寺布袋尊


萬福寺本堂













  

Posted by むかご at 10:37Comments(0)

2018年01月13日

社会人落語日本一来演


地域の老人クラブ新年懇親会に、昨秋社会人落語日本一に輝いた喜怒家哀楽師匠の来演を頂きました。
師匠は中学校校長という異色の経歴をお持ちで、日本一を受賞されて以来、一層ご多忙の中、、お住まいが近隣であるとの誼もあり、特に御来演いただきました。
受賞作の「宿題」をたっぷり演じていただき、満場、爆笑と喝采の渦に包まれていました。
  

Posted by むかご at 15:48Comments(0)

2018年01月10日

貫通された神峰山


神峰山寺への道から見下ろす新名神

人日の7日、初詣を兼ねて、新名神開通でトンネル(12月20日記事)で貫かれた神峰山寺への道がどんなふうになっているかを見に行きました。
大木の森が切り開かれた道の片側は、工事中と同じように高い塀が設けられていますが、塀の両端にわずかな隙間があり、金網越しに高速道路を眺めることができます。お寺への参詣客は例外なくこの隙間から高速道路を覗いていました。

正月の神峰山寺


帰りに原地区の氏神八坂神社へも参詣しました。本殿前の石の門柱?を見上げると「皇紀二千五百七十三年建之」と刻まれていました。今年は皇紀2677年ですから百年以上も前に建てられたものとわかり、改めてこの社の歴史を感じさせられました。

八坂神社本殿


  

Posted by むかご at 09:32Comments(0)

2018年01月05日

伏見稲荷大社


参道から楼門、稲荷山

正月三箇日の混雑を敬遠して明けの4日、関西で初詣客数ランキング1位、インバウンド人気観光地4年連続1位の伏見稲荷大社へ参詣しました。
4日といえど部分的に渋滞が起きるほどの人出で、三箇日の混雑はいかがばかりだったのか思いやられました。
楼門

千本鳥居への道


千本鳥居


四ツ辻からの展望。頂上へはもう少しだったが・・・

本殿にお参りだけのつもりで出かけたのですが、結局千本鳥居道を登り始め、四つ辻の展望台付近でトレッキングのヴェテランらしい風体の人に、頂上まで行くかどうか迷っいると尋ねたら、「あと20~30分だが、山で迷ったときは止めるのが鉄則です」とぴしゃりといわれ、引き返しました。
判断は正しかったというものの、とみに衰える足腰を考えると、これが最後の稲荷山登りになったかもしれないのにと、少し心が残りました。


  

Posted by むかご at 11:03Comments(0)

2018年01月04日

3日遅れの日の出


4日朝、上空がほとんど雲なく晴れ上がっていたので、思い立ち3日遅れの初日の出?を見に行きました。
ところが、芥川脇のいつもの撮影スポットに近づくと、日が昇るあたりには雲が横にたなびいています。
それでも時間になると二条の横雲の間に挟まれた形で太陽が顔を出しました。
それなりに美しい日の出でした。

右下に芥川


  

Posted by むかご at 09:11Comments(0)

2018年01月03日

腹ごなしの初もうで

正月2日、胃のもたれの解消といういささか不純な気持ちで、近所の寺社へ初詣に出かけました。

安岡寺本堂

手始めは今年も除夜の鐘を撞いた安岡寺。天台宗系の寺院で如意輪観音を本尊とします。宝亀6年(775)、光仁天皇の子、開成皇子の創建と伝えられ、弟子の開智が一石一字の大般若経を書写して背後の岡に安置したことから、安岡寺般若院と称するようになったという古い歴史を持ち、神峯山寺などと同時期に建立された山岳寺院です。周囲を住宅地に囲まれてしまって、新しい住民にも親しまれるお寺になっています。

神服神社

坂を下るとすぐに神服神社です。服部連が始祖を祀って服部神社と言っていたのが、延喜年間(901~923年)に神服神社となったそうです。安岡寺の元神宮寺であったが明治の神仏分離で別となりました。この地域は摂津峡に連なる帯仕山のすそ野で諸国の織部の総領”服部連”の本拠地で服部と言われています。

阿久刀神社手前から市中心部


知恵の輪のある阿久刀神社

芥川畔を下って行くと、真上境付近で大きく流れをかえる川を背にして阿久刀神社が鎮座しています。この地は清福寺町にあたり、古代山陽道、母なる河淀川に面した最奥にあります。
阿久刀神社は平安時代に編纂された『延喜式』(927年成立)に記載されている律令時代の式内社です。これまでの発掘調査では、縄文時代から奈良・平安時代、そして中近世へと続く人々の生活跡が発見されています。
境内の知恵の輪をくぐってボケ封じの祈願をしました。

2時間約7㎞、途中で同じく腹ごなし目的の隣人にであい、笑いあって新年のあいさつをかわしたことでした。
  

Posted by むかご at 09:40Comments(0)

2018年01月01日

謹賀新年


明けましておめでとうございます。

7回目の年男、精いっぱい動きたいものと念じています。
今年もどうかよろしくお願いいたします。

むかご
  

Posted by むかご at 15:06Comments(0)