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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2014年03月31日

オフシーズンの永澤寺


永澤寺山門

篠山へ早春の花を見に行った帰り、R372の途中で摂丹境の名刹といわれる永澤寺の看板を見て、思いついて周ってみました。
永澤寺は、応安年間(1370頃)に、五州の大守細川頼之卿が後円融天皇の命により七堂伽藍を建立し、通幻霊禅師を開祖とする曹洞宗に属する禅寺です。
最近ではお寺としてよりも花菖蒲園でよく知られている永澤寺ですが、花の時季でもないのに往復約30㎞もかけて遠回りして訪れたのは、何人かの知人が此処のそば道場で修業し、難しい蕎麦打ちの段位に挑戦しているので、どんなところかと興味があったからです。
ところが、話に聞いていたそば道場は意外に小規模で、少し拍子抜けでした。

蕎麦道場

永澤寺は花菖蒲だけではなく、冬牡丹、水芭蕉、芝桜などもあり花の寺第11番霊場となっていますが、今はいずれもシーズンオフで、たまたま手入れをしている女性の園丁さんの話を聞いたりしながら、無料で園内を散策することができました、

花菖蒲園



  

Posted by むかご at 18:59Comments(0)

2014年03月30日

紅白で春を寿ぐ



土手のソメイヨシノのつぼみのふくらみ具合を見ようと近づくと、木の元に植えたユキヤナギとウグイスカグラが満開で、紅白の装いで春が来たのを寿いでいるようでした。  

Posted by むかご at 08:16Comments(0)

2014年03月28日

28日の背割堤


大阪で開花宣言があっ翌日の28日、前から予定していた背割り堤へ行きました。
朝10時頃はまだ開花宣言がやっという状況でしたが、汗ばむような陽気の中で、3時間ほど散歩して帰るころには2~3分咲きかといえるほど開花していました。あと3~4日もすれば立派にお花見ができそうです。
  

Posted by むかご at 21:10Comments(0)

2014年03月27日

ミホ ミュウジアム(森の中の美術館) 

滋賀県のとある神社の境内に咲くユキワリイチゲを見にゆくツアーが雨のため急遽変えた行き先が、同じ滋賀県信楽の山中にあるミホ ミュウジアムでした。
この美術館は、世界救世教の流れを汲む神慈秀明会の創始者である故小山美秀子(みほこ)のコレクションを展示するため、1997年(平成9年)11月に開館したものでミホの名は美秀子の名をとったものです。

エントランスホールから展示棟への道・両側はしだれ桜の並木

信楽町のはずれの自然豊かな山中にある美術館は、「桃源郷」をイメージして造られたといい、レセプション棟から桜並木を通ってトンネルをくぐり、その先の吊り橋の向こうに展示館があります。

窓外の景色が素晴らしい




地下棟の内部


建物設計は、ルーヴル美術館の「ガラスのピラミッド」などで有名な建築家イオ・ミン・ペイによるもので、建築容積の大部分が地下にあるという美術館の建物は、緑豊かな自然景観に溶け込むように設計されています。
展示品は茶道具からはじまり、仏教美術、陶磁器、などの日本美術から、世界各地の古代美術など、東西文化を合わせたものになっており、季節により特別展が併設されています。
あわただしい時間でじっくり観賞できなかったのが残念でしたが、自然が映えるよい季節に再訪したいという思いが募っていました。
  

Posted by むかご at 14:55Comments(0)

2014年03月22日

早春の東近江市④ 太郎坊宮・阿賀神社 


太郎坊山

観光バスで名神高速道路を東へ向かうと、北側防音壁越しに尖った岩肌の山の上にいくつかの建物が見えるのがいつも気になっていました。
1400年前の創始と伝わる、赤神山(太郎坊山)をご神体とする太郎坊宮・阿賀神社で勝運福授の神様として信仰を集めています。
山岳信仰の霊地として多くの修験者が参篭し、守護神とされたのが「太郎坊の天狗」で、現在も神社の守護神とされ太郎坊宮の名前の由来ともなっています。
赤神山の中腹に鎮座する本殿に参拝するには、本来の正面山麓からほぼ真っ直ぐに続く742段の石段を登るか、新しくできた車道を通って参集殿下の駐車場まで車で登る2つのルートがあります。
車で行っていましたが、最初の成願寺までの石段で、JR京都駅の階段登り競争に出るためのトレーニングをしているというグループに会い、刺激を受けて一大決心で歩いて石段に挑戦することにしました。

トレーニングする人々

金毘羅さんの本宮までの石段に僅か40段ほど及ばないだけの742段は流石にタフでしたが、休みを入れながら喘ぎ喘ぎなんとか完登しました。


本殿の前には夫婦岩という名の幅80㎝、高さ12mにわたり真二つに裂けた巨岩があり、この岩の間を通る人は病苦を除き所願成就するが、悪心あるものは岩に挟まれるなどといわれています。

夫婦岩


無事通り抜けた先の岩陰に蹲るように小さな本殿が鎮座します。

本殿前から見下ろす


本殿脇からはるか下に広がる東近江の町並みを眺め、苦労して高みに登ってきた喜びを味わっていました。

  

Posted by むかご at 16:14Comments(0)

2014年03月21日

早春の東近江市③ 万葉の森 船岡山 


万葉の森船岡山の歌碑

天智天皇7年(668)5月5日近江の国蒲生野で薬猟(くすりがり)が催されました。薬猟は、男は鹿の袋角をとり、女は薬草をとるもので、当時は宮廷を挙げてのはでな遊楽的な行事だったとされています。
茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや君が袖ふる 額田王 (巻1―20)
紫の にほへる妹を 憎くあらば 人妻故に われ恋ひめやも 大海人皇子(巻1―21)
この有名な贈答の歌はこの時の歌で、額田王は大海人皇子との間に早く十市皇女をもうけて、今は大海の兄天智天皇の後宮にあるという複雑な関係にある二人の歌だけに、人々の関心も深く、相聞歌ではなく、宴席での戯れ歌だったなど様々な説がおこなわれています。

船岡山から今の蒲生野?

この蒲生野は特定はされていませんが、近江鉄道の平田駅近くで、昔の行政区画で蒲生郡といわれた一帯であろうとされています。
この近くの船岡山は、万葉の森 船岡山として整備され、自然の巨岩に「元暦校本万葉集」の原本そのままの文字を彫りこんだ石板がはめこんであります。

万葉レリーフ

船岡山のふもとには、当時の遊猟を偲ばせる巨大な万葉レリーフが設けられ、万葉人がムラサキの咲き乱れる蒲生野で行事を楽しむ姿が描かれていますが、少々ケバ過ぎて万葉の情緒に欠けるうらみがあります。

  

Posted by むかご at 09:10Comments(0)

2014年03月20日

早春の東近江市② あかね古墳公園

名神蒲スマートインターチェンジを降りるとすぐにあるのがあかね古墳公園です。
滋賀県では最大級の古墳とされる古墳群で、円墳の久保田山古墳と方墳の天乞山古墳)が隣り合って復元整備されています。
一帯にはかつて5基をこえる古墳時代中期の古墳が集まっていましたが、名神高速道路の建設などにより失われてゆく中で、この二つの古墳が残り、公園として整備されました。

久保田山古墳


天乞山古墳

広い田圃の中に石組みなどで美しく築かれた復元古墳はよく目立ち、古代の古墳の規模の大きさをあらためて実感することができます。
  

Posted by むかご at 06:03Comments(0)

2014年03月19日

早春の東近江市①石塔寺 

早春の一日、東近江市の南西部を訪ねました。新しくできた蒲生スマートインターチェンジを降りて最初の訪問地は阿育王山石塔寺です。
石塔寺(いしどうじ)は、滋賀県東近江市にある天台宗の寺院で、山号は阿育王山(あしょかおうざん)、本尊は秘仏の聖観世音菩薩。「石塔寺」の名のとおり、長い石段を登った先の広場には、阿育王塔と呼ばれる重文の石造三重塔を中心に、同じく重文の石造りの宝塔や五輪塔のほか、数万基の石塔や石仏が並び、山上を周回する石仏の道も整備されています。

石塔寺本堂


石塔の広場へ続く長い石段


重文の三重塔

白洲正子は著書「かくれ里」の“石を訪ねて”の項で「あの端正な白鳳の塔を見て、私ははじめて石の美しさを知った。朝鮮にも、似たような塔はあるが、味といい、姿といいこれは日本のものとしかいいようがなく、歴史や風土が影響を今さらながのように痛感した。」と述べています。寺伝ではこの石塔は天竺の阿育王が、釈迦の供養のために塔を造りその一つが日本へ飛来してこの地に落ちた。以来地下に埋もれていたのをいつの頃にか掘り出したものとしています。白洲は、仮に造ったのが百済人でも、日本古来の石積みの専門家たちが協力しないとこのような美しい石塔(群?)ができなかったに違いない。この地に多かった有力な百済系の帰化人の影響はあるにせよ、彼らの技術を受け入れるだけの日本の石の文化があったのだろうとしています。

宝塔と五輪塔


石塔・石仏群


石塔・石仏群

訪れる人もまばらな静かな早春の石塔寺で、いにしえびとの仏と石への讃仰の思いに浸っていました。

石仏の道



  

Posted by むかご at 10:57Comments(0)

2014年03月16日

冬の道北⑦ 十勝川温泉

冬の道北3泊目は十勝川温泉です。
摩周湖をでて、車窓に雄阿寒岳、白く凍った阿寒湖、十勝ワインの里池田町を眺めながら十勝川畔の宿に着きます。

雄阿寒岳


樹幹越しに凍った阿寒湖


池田町のぶどう畑


ホテルから十勝川


「愛凛華」

ここは世界でも珍しいというモール(英・独語で泥炭湿原のこと)温泉といい、十勝平野の地下深くの亜炭を含む地層から湧き出るもので、植物性の有機物を多く含み、琥珀色をもつアルカリ性単純泉~弱食塩泉です。
ここでも夜は十勝川畔の広場でと「愛凛華」称する光と音のショウが催されていましたが、さほどのものではなく接待の暖かい甘酒をいただいて早々に退散です。
  

Posted by むかご at 10:16Comments(0)

2014年03月11日

冬の道北⑥ 晴れあがる摩周湖  


摩周岳:カムイヌプリ(857m)



斜里岳(1547m)


冬の道北4日間の旅は、結果的には寒波襲来のはざまに挟まれての幸運な暖かおく穏やかな好天続きとなりました。
3月2日の摩周湖も見事なまでに晴れあがっていました。もっとも過去3回の摩周湖は何時も晴れていましたので、霧の摩周湖といわれる割には常に霧がでているわけでもなさそうです。たまには霧の摩周湖も見たいといったら贅沢すぎるでしょうか。

摩周湖パノラマ



摩周湖展望台から遠く雄阿寒と左へ雌阿寒岳、阿寒富士を望む



  

Posted by むかご at 07:22Comments(2)

2014年03月10日

冬の道北⑤ 知床ウトロ温泉のオーロラファンタジー



行く先々の温泉地では、冬枯れ対策の様々なイベントが催されています。
知床ウトロ温泉でのイベントは、オホーツク海に面した海岸で催されているのがオーロラファンタジーと称する光と音のショウでした。
何十年か前に珍しく1~2度この地でも本当に見られたというオーロラを、ダイナミックな音響とレーザー光線で再現し、幻想的な世界を体験しようとうふれこみのこのショウ、どんなものかと期待もせず出かけましたが、何カ所かで藁などを燃した煙が浜風で流れ漂うのに向けて、各色のレーザー光線を照射するという模擬オーロラは、子供だまし的とはいえ、それなりに面白いものでした。
  

Posted by むかご at 05:50Comments(0)

2014年03月09日

冬の道北④ 流氷ノロッコ号と白いオホーツク海

網走では船からの流氷見学でしたが、陸からは、釧路~網走間を走るJR北海道の流氷ノロッコ号で見学です。

乗車は北浜駅


雪原を走るノロッコ列車


車窓から見る景色は陸と海との区別も定かではない



下車は知床斜里駅

北浜駅から乗車、車内のストーブで焼いたするめをあてに、オホーツク海に面したスタンド風の席で地元産サッポロビールを傾けながら、海面を埋め尽くした流氷をながめること約30分、知床半島の北側の付け根の知床斜里駅に着きます。
トラブル続きで最近評判が芳しくないJR北海道ですが、ユーモアあふれる若い車掌さんの案内も楽しくて、少しは会社のイメージアップになっていたようです。

ウトロ温泉1泊して翌朝、ウトロの海岸近くでは、安全のためガイドなしではできないという氷上歩きの一群の黒い影も見えます。

流氷散策を体験する人々


峠から見下ろす流氷原

地元ネイチャーガイドによる知床半島の自然探索にでかけましたが、時間の制約もあり、エゾシカの群れに会ったくらいで終わりました。それでも、峠から見下ろすオホーツク海を遠くまで埋め尽くした白い流氷は果てしなく続き、「理屈の上では、シベリヤまで歩いてゆける」というガイドの話もあながち嘘ではないと思わせるほどのすごい景色でした。
  

Posted by むかご at 05:58Comments(0)

2014年03月08日

冬の道北③ 網走流氷観光砕氷船オーロラ号



2月28日、冬の道北観光ツアーのメインの網走流氷観光砕氷船オーロラ号です。
網走は北緯44度にあり、オホーツク海沿岸は海が凍る南限になります。オホーツク海に流れ込んだアムール河の川水がひろがってオホーツク海北部に塩分濃度の薄い表層をつくり、極寒さらされて流氷を生成し、南下するにつれて大きく成長して、1月下旬からオホーツク海全域を白い流氷で埋め尽くします。
オーロラ号による流氷見学は冬季中いつでもできるものではなく、風や潮流によって流氷接岸の状況はわずか数時間のうちにも急変することがあり、あまり沖合遠いと約1時間の航海時間では行きつけず、逆に近すぎて氷が厚いと砕氷能力を超える恐れがあり、強風・荒波やで欠航になるなど、正常に運航されるかどうかは寸前まで不確だといいます。
幸にこの日は天気晴朗、波も比較的穏やかで、ガイドにお客さんは一生の運を今日で使い果たしたといわれるほどの流氷日和でした。
さすがに海上は風が冷たく凍えそうでしたが、約1時間、紺碧の海に激しいぶっつかり音を軋ませて流動する壮大な流氷群の中にあってシャッターを切り続けていました。
  

Posted by むかご at 16:14Comments(0)

2014年03月07日

冬の道北② 層雲峡氷瀑まつり





冬の道北旅行第1夜は層雲峡温泉でした。
温泉街近くの石狩川を挟んだ河川敷約1万㎡で第39回層雲峡氷瀑まつりが開かれていました。
どうせ冬枯れの温泉街の客寄せイベントとあまり期待せず行ったのですが、思ったより規模も大きく、照明に照らされた人工の氷瀑は結構美しく、厳しい冷気を忘れて歩き回ったことでした。
氷瀑まつりのコラージュ


  

Posted by むかご at 05:52Comments(0)

2014年03月06日

冬の道北① 沙羅ちゃんの出身地「上川町」



2月27日~3月1日と、流氷見学を中心にしたツアーに参加しました。
4日間好天気でほとんど雪にも降られず、期待以上の道北ツアーとなりました。
第1夜の層雲峡温泉のすぐ手前の休憩は、ジャンプの高梨沙羅ちゃんの出生地である上川町です。
オリンピックでは期待の重さに負けたのか、メダルを逸して4日にとどまりましたが、すぐさま世界選手権(W杯)で優勝が続き、2年連続で個人総合優勝を勝ち取り、文句なしの世界一であることを証明しました。
上川町に林立する「上川町から世界の頂点へ」の赤い幟も誇らしげにはためいていました
  

Posted by むかご at 16:01Comments(0)