オオサカジン

  | 高槻市

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2015年03月31日

叔母さんより立派:京都植物園の大枝垂れ桜 


京都府立植物園の大枝垂れ桜が満開です。
この枝垂れ桜は、有名な円山公園の祇園枝垂れ桜の増殖株由来の実生個体とされ、昭和36年この植物園が再開されたとき15代佐野藤右衛門氏によって植栽されたと伝わります。そんなことからこの植物園では、女性の美しさのシンボルとしての円山公園祇園枝垂れ桜の姉妹の子ということで祇園枝垂れの姪っ子といって、大事にし、樹勢の維持・保存、環境整備に特に力を入れているといいます。
円山公園の方は行楽客の踏み固めが多いのか、心持ち樹勢に陰りが見えているように思える中、姪っ子の方は元気溌剌です。
  

Posted by むかご at 18:26Comments(0)

2015年03月28日

大谷崎展始まる  


谷崎潤一郎記念館


記念館の内庭

芦屋市の谷崎潤一郎記念館で谷崎の作品に大きな影響を与えた女性に焦点を当てた「大谷崎展」が3月28日より開催されています。開催にさきがけて前日催された内覧会に行ってきました。
谷﨑が3番めの妻松子らと交わした書簡5通をはじめ、痴人の愛の自筆原稿など興味深い約100点が展示されています。

面白かった学芸員の話

愛する女たちに送った熱烈なラブレターも、谷崎が作品を書くにあたっての一つの仕掛けであったとする学芸員の解説も面白いものでした。

新聞に連載した卍に挿絵を描いた小出楢重のアトリエが隣接する美術博物館の庭に移設されている



  

Posted by むかご at 18:09Comments(0)

2015年03月21日

京の町中に菅家ゆかりの地 


管大臣神社


管家邸址の碑

ある展覧会を見に京都へ行ったついでに、先日北野天満宮へ梅見に行ったばかりだったので、道真一族の京の住居であったという管大臣神社へ立ち寄ってみました。神社は烏丸通りから仏光寺通りを西へ数分歩いた町屋の中にあります
菅大臣神社は菅原道真を祭神とする神社で、この地は菅原道真の旧宅跡で、道真以前から菅原家の邸宅地でした。道真が幼少のころ研学したところといい、それに因んで社殿を造営したのが起こりといいます。古くは天神御所または白梅殿とも云われましたが、たびたびの兵火で、鎌倉期には南北両社に分かれ、当社を天神御所、 白梅殿社、北社を紅梅殿社と呼んでいました。

菅家邸址紅梅殿の石碑


露地の奥に鎮座する紅梅殿神社

すぐ神社のすぐ北に「菅家邸址紅梅殿」の石碑が建っていて、路地道のようなところを入った突き当りに、しもた屋に挟まれたように紅梅殿の額が懸かった北菅大臣神社があります。道真の父是善を祀っているそうですが、白梅殿は道真の父の学問所で、紅梅殿は道真の学問所兼住居であったという説もあり、この辺は定かではありません。
道真が好んだのは紅梅か白梅かの論議もありますが、管大臣神社で見る限りは、紅梅の方が優勢でした。

  

Posted by むかご at 20:14Comments(0)

2015年03月15日

馬見丘陵公園 


園内風景

友人に案内されて奈良県立馬見丘陵公園へ初めて訪れました。
大阪人にはほとんど知られてないこの公園ですが、入園して、その広大さ、点在する十指をこえる大小の古墳群、整備されたフラワーガーデンなど、すっかり驚かされました。

ナガレ山古墳


倉塚古墳


池越しに見る古墳群

それにうれしいのは、今時珍しい入場無料、駐車場無料ということです。

パンジーの後にはチューリップ、ムスカリ、ネモフィラなどが丘を彩るはず

5時間足らずゆっくり散歩しながら、規模の大きいチューリップ園が花開くとき、もういちど来ようと心に決めていました。
  

Posted by むかご at 18:30Comments(0)

2015年03月13日

梅満開:北野天満宮  


堂々たる楼門(手前左に梅苑)

大社から北へ歩き、嵐電嵯峨駅から北野白梅町下車、次なる梅の名所北野天満宮に参詣しました。


ちょうど梅の花に併せて、今ではわずかに残る、豊臣秀吉が京の都市改造と外敵の襲来に備えて築いた御土居の公開もされています。
お茶菓子付き観覧料600円で入園、さすが北野天満宮だけあって、見事な梅園は今満開です。


御土居の梅林


紙屋川に架かる太鼓橋

御土居の上から眺める紙屋川沿いの梅林も歴史を物語ってなかなか風雅なものです。

日・月・星の彫刻があることから三光門の名


梅園満開」のニュースで梅見を兼ねた参詣者も多いらしく、平日というのに本殿の前には拝礼の長い列ができていました。
  

Posted by むかご at 06:55Comments(0)

2015年03月12日

梅満開:梅宮大社  



月ヶ瀬、青谷と1~3咲きの梅見で求不満が募り、意地になって今度こそはと3月10日京都へ行ってきました。
嵐山の東南に位置する梅宮大社はその名の通り庭に植えられた約40種550本の梅で知られています。


この神社が梅を神花としているには由緒があります。祭神のうち酒解子神は別名木花咲耶姫命の木花は梅花の雅称であり、この社の神花は創立以来梅となっています。
木花咲耶姫命は桜の精であるという説もありますが、「難波津に咲くやこの花冬籠り今を春べと咲くやこの花」の古歌を古今の序で紀貫之が「この花は梅の花なるべし」としたことで、木花咲耶姫命を梅の神とし、これをうけて、難波津の大阪が梅を府の花として選び、また此花区や鶴見緑地の“咲くやこの花館”などの名付けのもとになっています。


神社の神苑内の池にある茶室は今では唯一残るという芦で丸く葺かれた茶室があり、百人1首の「夕されば門田の稲葉訪れて芦のまろやに秋風ぞ吹く」の花被が建っています。
やっとのことで満開の梅花に会えましたが、神苑では梅が終わると、つつじ、杜若、花菖蒲、紫陽花、楓など四季折々の花が楽しめます。
  

Posted by むかご at 13:31Comments(0)

2015年03月09日

まだまだ3分青谷梅林  



先月末、一分咲きにもならない月ヶ瀬梅林へ行って、この日なら大丈夫かと3月8日城陽市の青谷梅林梅の花をめぐるウオークに参加しました。結局その後も寒い春が続き、青谷梅林も何とか3分咲きという寂しさでした。
それでもウオーク参加が250人、梅林の下では大勢の梅見客が食事を楽しんでいました。
梅はともかく、興味が持てたのは、途中にあった市の無形民俗文化財という山の神祭りの祭壇でした。里人が毎年初寅の日に、山の安全と豊かな恵みを祈るため、里と山の境界にある聖地に、簡素な祭壇をつくって、神に祈る行事といいます。かつては3ケ所で行われたとこの行事、梅林への観光客へ地域のアッピールの意味を含めてこれからも続いてゆくものと思われます。

山の神祭りの祭壇


マンホールの梅だけは満開



  

Posted by むかご at 09:47Comments(0)

2015年03月06日

高槻北部に幻の池



少し暖かい日となったので、急に思い立って芥川沿いに北上し、ある林道を歩き始めました。
ややあって、木の間越しにブルーの水面が見えました。近づいてみると、砂防ダムに水没した枯木の影が、紺青の水面に白く映り込んでいます。誰も通らない静かな林道で、思いがけず出会った幻想的な景色に、しばし見とれていました。
  

Posted by むかご at 18:54Comments(0)

2015年03月03日

南山城村の茶畑 




先月末月ヶ瀬梅林へ行った折の昼食は総合リゾート施設であるレイクフォレストでした、
昼食後少し時間があったので、施設から歩いて数分のところにある京都府相楽郡南山城村の茶畑を見に行ってきました。
販売面で「宇治茶」を名乗れるのは、品質表示の正確性を求める消費者のニーズに応えることが求められる中でも、業者の利害が絡み、より正しい表示を決めることができず「京都・奈良・滋賀・三重の4府県産のお茶を京都府内で加工したもの」とするあいまいな自主基準で終わっています。
とはいっても、京都南部のここ南山城村の茶なら、宇治市ではないにしても、胸を張って宇治茶を称することができる産地といってよいでしょう。
幾何学模様で広がる茶畑は、きれいに剪定されて、近づく新茶摘みに備えていました。
それにしても、撮影バスツアーなのに、レストランから見えていないにしても、すぐ近くにあるこの見事な茶畑を写しに誰も行ってなかったのには驚きました。もっとも僅かな時間を利用して写真を撮りに行ったこちらの方が変わっているのかも、と思ったりしていました




  

Posted by むかご at 18:37Comments(0)

2015年03月01日

月ヶ瀬早春


2月24日、ある新聞社の撮影ツアーに参加して月ヶ瀬梅林へ行ってきました。
昭和38年3月に行って以来の月ヶ瀬です。なぜ昔の年月を覚えているかというと、2ケ月後に結婚するという、婚約時代の最後の郊外デートだったからです。

52年ぶりの月ヶ瀬は、残念ながら地元の人がひと月は早いというくらいで、ところどころで早咲き種がちらほらといった具合でした。それでも乏しい花を探しながらの撮影もまた楽しいものでした。

まだ固い蕾

閑散としたメイン通り


せめて梅が描かれたマンホールでも

30年前の梅酒用の樽

このツアーは初めての参加で、行くまでは大きな機材を持ったハイアマチュアーの集団ばかりかとかと、いささか緊張しての参加でしたが、予想に反してシャッターボタンの位置がわからいというご婦人などもいて、すっかりリラックス気分での撮影ツアーとなりました。
  

Posted by むかご at 17:14Comments(0)