オオサカジン

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2017年09月30日

よみがえれ!シーボルトの日本博物館


シーボルト展の入口(館内撮影禁止)


会場の国立民族学博物館正面

万博にある国立民族学博物館で開催されている「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」展へ行ってきました。
1823年27歳で長崎の地に立ったフィリップ・フランツ・シーボルトは、オランダ人の居住が義務付けられていた出島の外に位置する鳴滝に学塾を設けることを許可され、西洋医学や自然科ま学を教授しつつ、日本人の研究者と、日本人の研究者と交流を持ちました。
なかでも、日本の植生の豊かさに着目し、様々な植物の栽培、採集、調査をおこない、多数の標本を持ち帰り、帰国後Flora Japonica(日本植物誌)を著しました。
日本博物館開館40周年記念特別展と銘打った今回の展示は、帰欧したシーボルトが、日本を紹介するために自身の博物館構想を完成させていった経過を明らかにし、その内容を紹介するものです。
多方面にわたった日本における彼の活動を知り、オランダ国を動かして収集された膨大な日本関係のコレクションに触れることができる興味深いもので、優れた日本文化を改めて見つめなおす意味でも奨めしたい展覧会です。
会期は10月10日(火)まで、65歳以上は560円(国立民族学博物館入館も可)です。

  

Posted by むかご at 15:12Comments(0)

2017年09月26日

彼岸花・大原の里


三千院の山門脇で


三千院の塀に

湖北今津の桂浜に咲く彼岸花を見ての帰り、堅田から途中トンネルを通り、三千院の大原の里へたちよりました。
かつては彼岸花の名所と聞いていたのですが、駐車場のおばさんにたずねると昔はよかったけれど、最近の圃場整備で田んぼの畔が様変わりして、今ではあまり咲いていないとのこと。
なるほど頂いた大原の里探訪ガイドにも、撮影スポットとしてつつじ、桜、椿、紅葉などはあるものの、彼岸花は載っていません。
それでも、どこかにはあるはずと、近くを歩いて見かけた彼岸花です。
名所とまではいえなくてもさすが大原、花数は少なくとも雰囲気は十分出ていました。






  

Posted by むかご at 16:48Comments(0)

2017年09月25日

湖畔に咲く彼岸花


湖北今津桂浜園地に咲く彼岸花を見に行きました。
琵琶湖に面した林の中に咲く桂浜の彼岸花は、群生とはいっても一面に広がるというのではなく、あちこちに分散して株立ちがあるという風です。






それでも琵琶湖の水面と彼岸花の取り合わせは、撮影対象として面白く、名古屋ナンバーの車なども見えて、カメラマンの人気のほどが窺えました。
  

Posted by むかご at 10:29Comments(0)

2017年09月22日

松花堂庭園を訪ねる


外園の道

前回記事、訪ねた女郎花塚は、八幡市の名勝「松花堂庭園」の中にあります。
江戸時代初期文化人の中心になって活躍した松花堂昭乗(1582~1639)ゆかりの庭園で、広大な庭園の一部は名勝に指定され、「史跡・松花堂」等の文化材があり、緑豊かな庭園は四季を通じて訪ねる人の心を癒してくれます。
かつてここに遊んだ吉兆の創設者湯木貞一氏が農家が種入れに使っていた四つ切箱を持ち帰り、これをヒントにして「松花堂弁当」を創出しました。門脇の一隅にある「吉兆」では”元祖”「松花堂弁当」を味わうことができます。

外園の芝生広場


草庵松花堂入口


松花堂の扁額(よく見れば松花堂と読める)


後陽成・孝明両天皇の玉座


園内にある東車塚古墳







  

Posted by むかご at 13:06Comments(0)

2017年09月17日

八幡市に女郎花伝説を訪ねる 

謡曲に、花の名をそのまま曲名をしたものの一つに女郎花があります。秋の七草でもあるオミナエシを謡曲では“おみなめし“と読みます。
この謡曲は、藻鹽草にある“山城の国、八幡に住む小野頼風という男のもとに、都で契りを結んだ女が訪ねてくるが、男は不在で、すでに別に女房があると聞いて、恨めしく思い、川の端に山吹襲の衣を脱ぎ捨てて身を投げる。その衣が朽ちてそのあとに女郎花が生い出た。” という話が出典となっているとされます。さらに話は、この花が恨みを含んだ風情で、近寄れば退き、たちのけば元に戻るので頼風は自責の念にかられてついに同じ川に身を投げたと続きます。
地元八幡市では、この伝説がもとになった、女郎花塚(女塚)、頼風塚(男塚)なるものが市の史跡となっています。
女郎花塚は、その町名も八幡市八幡女郎花にある松花堂庭園内にあり、頼風塚はそこから1.5㎞ほど北にある立て込んだ民家の裏にひっそりと立っています。

立派な女郎花塚(もっと粗末な伝女郎花塚が近辺にあったという説もあるとか)


塚の側に女郎花が咲いていた


頼風塚は、女郎花塚から東高野街道を1.5㎞北、民家の路地裏にひっそりと立つ


頼風塚。背後の葦の葉は女郎花塚のある南の方向に向くので”片葉の葦”とか呼ばれるとか

もともと伝説の話で、真実の墓などではありえなく、いずれの時からか、誰かが新しく作ったか、あるいは古くからあった石塔を、伝説の墓に仕立てたものと思われますが、今では立派な史跡と知られて、訪れる人(自分もその一人)も多くなっています。
人々のあいだで伝説が徐々に史実と思われてゆく過程を見るような気がしてきました。
  

Posted by むかご at 10:21Comments(0)

2017年09月12日

開港150年の神戸港を陸と海で学ぶ③ ハーバーランドとメリケンパーク 

神戸市中央区の臨海部に隣接するハーバーランドとメリケンパークは、かつての工場や倉庫の土地を利用して、市民に開放する狙いを込めたウオーターフロントで、港とホテル、アミューズメント施設などがが融合した近代的なアリアとなっており、臨海部の都心的な開発として注目を集めています。
メリケンパークには神戸海洋博物館やリゾートホテルなど斬新なデザインの建造物が多く、ハーバーランドには、ショッピングやグルメ、映画館、アミューズメントスペースなど大型複合施設が充実しています。
一行は、神戸港クルーズと同様、森田さんのガイドでメリケンパーク界隈の散策を楽しみました。

ハーバーランドより見たポートアイランド地区


モザイク大観覧車と神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール


旧レンガ倉庫


BE KOBEモニュメント。旅行者の格好の撮影スポット 


神戸港移民船乗船記念碑「希望の船出」。1908年4月第1回ブラジル移民船笠戸丸が神戸港を出港した。


神戸で日本で初めての映画上映があったことを祈念する記念碑。
スクリーンに見立てた窓空きの石碑の前の石には淀川長治が
選んだ内外の名優の名が刻まれている


震災メモリアル。阪神・淡路大震災で崩壊したメリケン波止場をあえて復旧せずそのまま残し、記録として保存している。

新聞社が旅行会社とタイアップしての、「神戸港大人の社会見学」は、近くにありながら詳しく知らない現在の神戸港を体感できるよい機会となりました。
  

Posted by むかご at 07:01Comments(0)

2017年09月11日

開港150年の神戸港を陸と海で学ぶ② 神戸港特別クルーズ 

大輪田泊界隈散策の後は、神戸空港見学を経てメインの神戸港特別クルーズです。
大人の社会見学と銘打った神戸港巡りは、中突堤中央ターミナルから観光遊覧船ファンタジーを借り切っての特別コースです。
クルーズはNHK「ブラタモリ」に出演し、神戸港の知られざる秘密を解説した森田 潔さんの案内で、国内外の荷主や船会社などの関係者を案内する際に使う“視察コース”を使い、造船エリア、兵庫埠頭、神戸大橋、神戸国際コンテナターミナル、摩耶埠頭などを巡る約1時間でした。
内外物流拠点、造船・鉄鋼の巨大工業が集積する神戸港を海から眺める見学は、改めて神戸の活力を感じさせるものでした。

観光遊覧船ファンタジア


案内の森田さん


川崎重工


三菱重工


ポートアイランドに通じる神戸大橋


神戸国際コンテナターミナル


神戸製鋼所


中央旅客ターミナル


神戸メリケンパークオリエンタルホテルに設けられた正規の灯台。
平成7年7月7日 午後7時7分に点灯式が挙行され、777発の花火が打ち上げられたという。










  

Posted by むかご at 08:55Comments(0)

2017年09月10日

開港150年の神戸港を陸と海で学ぶ ①大輪田泊界隈

「新旧の神戸港を学ぶ!開港150年の神戸港特別クルーズと大輪田泊」という催しに参加しました。
NHKのブラタモリでも採りあげられた大輪田泊は(おおわだのとまり)は、神戸市兵庫区に所在していた港で、現在の神戸港西側の一部に相当し、12世紀後半の平清盛が日宋貿易の拠点として大修築を行ったことで知られています。大きく変貌した現在では昔の港の確かな痕跡が残っていませんが、界隈には古代大輪田泊の遺構の一部と思われる巨石が出土しており、清盛に絡むいくつかの寺社があるなど、古くから栄えた港を彷彿させます。

大輪田泊はこのあたりか、新川運河付近


古代大輪田泊の遺構とされる石椋(いしぐら)




清盛が経ケ島を築造するときに人柱となったという松王丸を弔う来迎寺(築島寺)に、清盛のもと愛人祇王祇女の供養塔がある



やや違和感もある「清盛くん」2012年大河ドラマ清盛のころは順番待ちで撮影したとか






  

Posted by むかご at 10:55Comments(0)

2017年09月03日

秋景色:奥高槻



奥高槻中畑地区の田んぼはすっかり色づいて早くも秋の景色です。  
高槻の平地では主としてヒノヒカリという品種が栽培されているのに対し、標高約400mの奥高槻ではキヌヒカリが主流で、こちらは田植えも取入れも早くなります。
黄金色の田んぼの上をアカネトンボが乱舞していました。
  

Posted by むかご at 18:43Comments(0)