オオサカジン

  | 高槻市

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Posted by オオサカジン運営事務局 at

2018年03月31日

桜行脚2018⑤ 万博公園

植物観察仲間の年度納会がエキスポパークホテルで催されるのに先立って、万博公園自然文化園を散策しました。
さすが観察マニアの集まりとあって、みんな満開の桜にはほとんど目をくれず、東大路側の見事な桜並木も省略して、もっぱら草や木の観察です。
桜行脚を続けているむかごとしては、心残りだったので、納会後一人で万博公園に再入場し、桜に会ってきました。

万博記念公園駅近くから


手前のチューリップガーデンはまだ早い


西大路東のしだれ桜


東の広場


桜の並木





  

Posted by むかご at 08:42Comments(0)

2018年03月30日

桜行脚2018④ 大阪メイン桜ロード

エメラルド婚というので、二人でひっそり食事でも考えて、少し前に天神橋南詰のレストランを予約しようとしたら、例年の花時である4月上旬は満席、やむなく3月29日にしていたら、開花が10日も早くなり、どんぴしゃり満開と重なり思いがけないラッキーとなりました。
中之島、大阪城、桜の宮公園を結ぶラインは、文句なしに大阪を代表する桜ロードです。
毎年のように通るこのルートでは、撮る写真も似たり寄ったりになるのはやむを得ないところでしょうが、それでも精いっぱい違いを求めてシャッターを切っていました。

中之島中央公会堂


大阪城大手門付近


京橋口方向から


川崎橋から桜の宮公園





お城の前を通る京阪電車





  

Posted by むかご at 19:05Comments(2)

2018年03月29日

桜行脚2018③ パナソニックミュージアム





3月28日、旧ナショナルグループの本拠地であった門真市にある、パナソニックミュージアムがリニューアルされ、いま桜が満開というので訪ねました。
京阪西三荘駅すぐにあるミュージアムは、松下幸之助歴史記念館、ものづくりイズム館、松下幸之助門真旧宅跡に作られたさくら広場からなり、無料で自由に参観できます。
さくら広場では190本のソメイヨシノが今満開です。ほぼ円形の広場は、整然と区切られた通路があり、北側には壁から流れ落ちる水を受け止める浅い池があり、池水のなかに桜が咲くという不思義な光景です。
花見にありがちな放歌酔吟も見られず、人々は静かに花見を楽しんでいました。
帰りに求められたアンケート項目に「ここで飲食ができるように希望しますか」というのがあり、希望しないにチェックを入れておきました。
  

Posted by むかご at 09:07Comments(0)

2018年03月28日

桜行脚2018②御所市葛城公園


4月27日、早春の葛城山頂を歩いた帰りのケーブルから、御所市中央部あたりに満開の一群の満開の桜があるのを見つけ、立ち寄ってきました。
ここ葛城公園は、御所市が「緑豊かな生活文化都市」のまちづくりの一環として、また県事業の「葛城川ふるさとの川モデル事業」の親水広場と一体をなす水と緑のある憩いの広場として、市の中央部に葛城公園(としてを整備したものだそうです。
公園は市役所にほど近く、図書館・多目的ホールなどが設けられて、市民の憩いと文化の場となっています。
川沿いを中心としたソメイヨシノはあまりにも超満開で、反って曲に乏しいなどと贅沢なことをいいながら眺めていました。






  

Posted by むかご at 20:36Comments(0)

2018年03月27日

桜行脚2018① 芥川桜堤

例年より10日も早という今年の桜前線、春の天気は三日続かぬといわれるのに、今年の春は夏のような高温が、三日どころか10日も続きそうだというので、各地の桜もあっという間に散ってしましそうな気配です。
足早やの桜を追って、今年の桜行脚はあわただしいものになりそうです。
という訳で、家の前のソメイヨシノが開花した翌日、散歩に向かった芥川堤の桜は既に5分咲きでした。


  

Posted by むかご at 20:40Comments(0)

2018年03月24日

アオサギの集団抱卵地


集団抱卵するアオサギ


 
青い卵


アオサギが集団抱卵している池。上の白いのは名神の防音壁

高槻市の名神高速道路のすぐ脇の小さい湧水池に、いま30羽をこえるアオサギが集団で抱卵しています。
ふつうなら高い木の上に巣をつくるアオサギですが、ここは4方を高いコンクリートの壁に囲まれていることで、天敵である動物が入れない上に、すぐそばにある名神高速の激しい車の通行が、あるいはまた猛禽類も飛来しづらいこともあるのか、ここが子育てに安全な場所となっているものと思われます。
安心しきったようなアオサギは、しきりに立ち上がっては卵を転がしています。その卵はきれいな青色をしています。卵が青いからアオサギのながついてのかどうかはわかりせん。
  

Posted by むかご at 09:21Comments(0)

2018年03月20日

両陛下ご休憩の石清水八幡宮書院


陛下がお座りなったかもしれない椅子で講話を拝聴しました

平成28年2月、石清水八幡宮の本社、付棟札などが国宝に指定され、社殿内部での参拝および拝観ができるようになりました。
あるグループで国宝指定された文化材を拝観した際、特別の計らいで、一般には入れない書院で、権宮司田中朋清氏(由緒ある石清水八幡宮の宮司を永年つとめる田中家のご子息)の講話を拝聴しました。
先年、両陛下がご参詣されたあと、この書院は休憩をとられました。
両陛下が御親拝後神社の休憩所でお休みなるのは伊勢神宮などごく少数の格式の高い神社に限られているといいます。
現代日本画の巨匠浜田泰介画伯の寄進による襖絵が、さして広いとはいえない書院に気品を与えていました。

書院の二つの部屋を仕切る襖絵


  

Posted by むかご at 16:46Comments(0)

2018年03月16日

桜 のち梅見


12日淀の河津桜をみたあと、15日、まだまだ見応えがある万博公園の梅園を訪ねました。年初めの寒気が幸いして今年の梅は長く楽しめることのようです。
万博自然文化園の梅林には5,500平方メートルの敷地に約120品種・約600本、日本庭園の梅林には約40品種・約80本の梅があり、大阪城梅林とともに大阪を代表する梅園となっています。
桜の花見の後の梅の花見で、すこし妙なような、嬉しいような気分でした。



日本庭園茶室千里庵から




  

Posted by むかご at 08:53Comments(0)

2018年03月14日

淀水路の河津桜:一足早い花見



急に暖かくなった12日、京阪淀駅近くの淀水路沿いの河津桜を見に行ってきました。
伊豆半島河津町で河津町で偶然自生が発見されたという河津桜は、早咲きのヒカンザクラとオオシマザクラの自然交配種とみられ、大きめの一重で、ソメイヨシノよりは少し淡紅色が濃く 、ソメイヨシノより半月~1ケ月ほども咲き始めるので、花を待ちわびる人々の間で最近人気が高まっています。
淀の河津桜は若木が多くやや迫力不足ですが、水路沿いを中心に377本もあるといいます。
場所によって満開から5分咲き位と開花の状況に違いがありましたが、桜としては花期が長いので、まだまだ十分早い花見を楽しめるものと思います。





  

Posted by むかご at 21:28Comments(0)

2018年03月07日

進む新名神八幡~高槻間工事


葦焼きで須黒の鵜殿


本格的に始まった工事現場


2月28日恒例の葭焼きで一面須黒となった鵜殿葭原で新名神八幡~高槻間工事が始まっています。
平成35年に予定されているこの工事が完成すると、3月18日完成予定の高槻~神戸JCTとつながります。
鵜殿ヨシ原で採れるヨシは、古くから雅楽に使われる篳篥(ひちりきの蘆舌(ろぜつ)として最も良質の材料とされてきていて、ここを高速道路がとおることによって蘆舌用のヨシの危機として反対運動が生じました。
関係者による種々調査、協議を重ねた結果、通貨場所を北側に移し、橋梁の支柱も高さ30mの1基とすることで、高速道路事業と雅楽で使用 される良質なヨシ生育環境の保全の両立を図ったとしています。

蘆舌用に宮内庁へ献上される立派なヨシ




  

Posted by むかご at 13:33Comments(0)

2018年03月05日

”春の岬”と三好達治記念館


三好達治記念館

  春の岬  旅のをはりの鴎とり うきつつとほく なりにけるかも
いつぞや東尋坊の遊歩道で三好達治のこの歌碑に出会い、こんなところにこの歌碑がと強い印象が残ったのを覚えています。
というのも「二十歳のエチュード」(筑摩書房、角川文庫他)の著者原口統三の兄君がグループ会社の社長を退かれるときの挨拶状の末尾にこの歌が載っていて、さすが統三の兄弟だけあって鋭い文学的感覚をお持ちだと感じ入ったことがあったからです。
その三好達治の記念館が高槻市上牧の本澄寺にあると知りながら、事前に申し込みしないと開扉してもらえないと聞いてためらっていたところ、丁度あるグループが見学するというので参加しました。
三好達治記念館は、現在の住職の父親で、前住職が達治の弟であり、兄弟が協力して達治の業績を長く伝えようと建設したもので、著作、蔵書、筆跡、交友記録から趣味で購入した骨とう品などが展示されています。
そして”春の岬”の自筆の額にも出会うことができました。

達治自筆の額


館内

法華山本澄寺は室町中期の創建と伝わる日蓮宗の古刹で、足利将軍や公家烏丸家が崇敬したといわれ、日蓮上人自作の尊像が祖師堂に安置されています。
境内の一角に三好達治の墓がありました。
本澄寺本堂


三好達治墓



  

Posted by むかご at 12:34Comments(0)

2018年03月03日

千里王子と千里浜


熊野古道、特に紀伊路・中辺路沿いに存在する神社のうち、主に12世紀から 13世紀にかけて、皇族・貴人の熊野詣に際して先達をつとめた熊野修験の手で急速に組織された一群の神社を九十九王子といい、参詣者の守護が祈願されました。
梅の町みなべ町には、岩代皇子、千里王子、三鍋王子の三王子が比定されています。
みなべ梅林観光の帰途、少し時間があったのでR42から海岸への道を下り千里王子に立ち寄りました。

千里王子神社


花山院歌碑

駐車場から階段を下り、千里観音寺を通り抜けると、千里浜が眼前に広がります。この浜はウミガメの産卵地としても知られています。
砂浜近くまで降りると、千里王子神社があります。境内には花山院の歌碑が建っています。
かつては北隣の岩代王子と千里王子とは、海岸伝いの参詣道があったそうですが、今では浸食のため通行不能となっています。
熊野古道巡りとみられる中年の女性がひとり丁重なお祈りをしていました。

神社のすぐ下に広がる千里浜





  

Posted by むかご at 07:21Comments(0)

2018年03月02日

有間皇子磐代結び松記念碑

みなべ梅林を訪ねた日、少し手前にある有名な有馬皇子の悲劇を物語る磐代結び松記念碑に立ち寄りました。
斉明4年(658年)、孝徳天皇の皇子 有間皇子が、蘇我赤兄の密告で謀反の罪に問われ、斉明天皇と中大兄皇子の旅先の「紀湯(白浜湯崎温泉)」に護送される途中、ここ磐代(岩代)の地で、古代の人に倣い松の枝を引き結んで、もし命ががあれば再びこの松に会いたいものだと詠ったのが万葉集「有間皇子 自ら傷(いた)みて松が枝を結ぶ歌二首」のうちの
 磐代(いはしろ) の浜松が枝(え)を 引き結び 真幸(まさき)くあらばまた還(かへ)り見む(万・巻2-141)
であり、
 家(いへ)にあれば 笥(け)に盛る飯(いひ)を 草枕 旅にしあれば 椎(しひ)の葉に盛る(万・巻2-142)
とともに皇子の悲劇を物語る有名な歌です。
しかし皇子は帰途磐代の松を再び見ることができたものの、海南市の藤代の坂で縊られ、僅か19歳の生涯を閉じます。

この結び松記念碑がR42号線の側に一本の松の木ととともに立っていました。

磐代結び松記念碑


少し山手の方へ上ると光照寺というお寺があり傍らに澤瀉久敬先生の揮毫になる歌碑が、またそのわきには犬養孝先生揮毫の中皇命の歌碑も建っていました。

澤瀉先生の歌碑


犬養先生の歌碑


光照寺




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Posted by むかご at 07:07Comments(0)