2019年04月13日
2019花紀行⑨大阪城
天守正面から
桜の主要品種メイヨシノは、通常開花から1週間程度で満開となり、すぐに散り始めるものですが、今年は春寒の気候が幸いして、大阪の場合3月25日に開花宣言があって以来、2週間以上経ってもまだ満開の状態が続いています。
おかげで、”お城と桜”をメインテーマにした2019花紀行も、9日の彦根城で終わるはずが、11日、おまけとして大阪城へも行くことになりました。
結果、現存12天守のうちの犬山城(国宝)、丸亀城(国指定史跡)、彦根城(国宝)に加え、規模で選ばれている3大名城のうち、名古屋城と大阪城(もひとつは江戸城)と、寒の戻りで長い花期と、好天に助けられて、密度の高い満足の旅となりました。
大阪城は、天守こそ1931年(昭和6年)鉄筋コンクリート製で復興されたものですが、重文の櫓なども含め、城跡全体は国の特別史跡に指定されており、枚方市にある百済寺跡とともに大阪府下ではただ二つの特別史跡であるなど、歴史的、文化的に貴重な遺産となっています。
それが、最近では、インバウンド客の急増もあって、急速に単なる観光地化しているきらいがあり、自分自身も、行き慣れた場所でもあって、見学も、撮影もおざなりで、感激の薄いもので終わったのが、少し淋しい気持ちになっていました。
大手門への道から東南方向
桜門から蛸石越しに天守
東南方向から天守
南西方向か天守
極楽橋(左)から出る金箔の遊覧船
京橋口への道から
Posted by むかご at 17:09│Comments(0)