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  | 高槻市

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2019年04月07日

花紀行2019③山高神代桜

日本三大櫻といわれる岐阜県薄墨桜、福島県の三春の滝桜は済ませていましたが、最後に残る山梨県山高神代桜を見るツアーが高槻発で出るというので勇んで参加しました。
暖冬があったり、春寒があったりで、天候不順が続き桜の開花状況が気がかりでしたが、ぴったり満開で、3大桜全て満開時に出会うという幸運に感謝でした。
山高神代桜は山梨県武川町の実相寺境内にあり、推定樹齢1,800年とも2,000年とも言われるエドヒガンザクラです。
樹高10.3m、根元・幹周り11.8m電力、日本で最古・最大級の巨木として、 大正時代に国指定天然記念物第1号となりました。
また、平成2年には「新日本名木百選」にも選定されています。
花紀行2019③山高神代桜
山高神代桜1

花紀行2019③山高神代桜
山高神代桜2

花紀行2019③山高神代桜
2千年花と木を支え続けてきた巨大な根元


伝説では、神話の武将ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたと言われ、名前の由来になっています。
高齢?と周囲の環境の悪化で、すでに昭和24年頃に、ほどなく枯死するとの見立てがあり心配されてきたところ、平成14年から4年をかけて本格的な土壌改良と病根の除去などの樹勢回復工事が実施され、樹形維持のための櫓の設置なども行われて、一昔前の姿によみがえったといいます。
花紀行2019③山高神代桜
実相寺・本堂前には昭和27年に植えたという神代桜の子供が大木となっている

花紀行2019③山高神代桜
バックに南アルプス甲斐駒ケ岳方面

花紀行2019③山高神代桜
門前のスイセン畑も満開

境内には、高山の臥龍桜、三春の滝桜、根尾に淡墨桜、身延山久遠寺のしだれ桜など各地の有名な桜の小供や、宇宙旅行をして帰ってきた神代桜の種が芽生えた幼苗などもあって、櫻好きには大いに楽しめる実相寺境内でした。

神代桜を見た後、王仁塚といわれる古墳に立つ一本桜を訪ねました。すでに黄昏近い野中の一本桜には、風雪を耐えてきた孤独の影が浮かんでいました。
花紀行2019③山高神代桜
バックは深田久弥終焉の茅ケ岳(1704m)


花紀行2019③山高神代桜

花紀行2019③山高神代桜


花紀行2019③山高神代桜




Posted by むかご at 16:15│Comments(0)
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