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  | 高槻市

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2015年08月12日

東北の旅⑥ 月山弥陀ヶ原 

東北の旅⑥ 月山弥陀ヶ原 
弥陀ヶ原湿原をゆく

湯殿山、羽黒山と巡って出羽三山の主峰月山(1984m)へ至ります。深田久弥の百名山にも数えられている月山は、山形県の中央部、磐梯朝日国立公園の北域にあり、湯殿山、羽黒山は宗教的に有名ですが登山の山としては月山だけが三山のうちで唯一山らしい山だと深田久弥はいっています。
バスはブナの原生林をぬってのぼり、八合目の弥陀ヶ原につきます。
なだらかな弥陀ヶ原湿原には、木道が整備され、一周約60分ほどで自然散策を楽しめます。
東北の旅⑥ 月山弥陀ヶ原 
湿原の池塘

東北の旅⑥ 月山弥陀ヶ原 
湿原を彩るキンコウカ

花の百名山にも数えられる月山弥陀ヶ原ですが、信州あたりの高原よりは一月ほど季節が早いらしく、期待ほどの花が見られなかったのは残念でした。(高山植物のいくつかは拙ブログ「むかごの日記Ⅱ」に掲載中です)
東北の旅⑥ 月山弥陀ヶ原 
月山本宮の鳥居から続く月山登山道

東北の旅⑥ 月山弥陀ヶ原 
鳥居脇の地蔵

芭蕉は奥の細道の途中月山に登っています。
“山気の中に氷雪を踏んで登ること八里、更に日月行道の雲関に人かとあやしまれ、息絶身こごえて、頂上にいたれば日没して月顕わる“とし、
「雲の峰幾つ崩て月の山」 と詠みました
登山バスもない時代に、文人が月山のような本格的な山に苦労して登頂したのは珍しいことと深田もいっています。

Posted by むかご at 10:19│Comments(0)
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