2009年10月10日

平成の忠犬?犬鳴山 


行場の滝


岩場を縫う参道


犬鳴山の犬

グループで泉南の山深く犬鳴山へ小ハイキングに行きました。
古く寛永年間、ある日紀州の猟師の愛犬がしきりに吠えて猟の妨げとなるので怒って首をはねると、その首が飛んで、猟師を今にも呑まんとしていた大蛇の首に噛み付き共に斃れます。
猟師は痛くこれを悲しみ、一庵を建てて僧となり犬の霊を弔います。
この伝説から名付けられた犬鳴山一体は、和泉砂岩層が水蝕によって生じた7つの飛瀑をもつ美しい渓谷となっています。渓谷に沿う古刹七宝瀧寺は、昔から行場としても有名で、毎日のように瀧に打たれる信者の姿が見られます。
どこから現れたのか、1匹の白犬がハイキングの一行の後になり先になって、行き帰りとも先導してくれました。
弁当のおこぼれが目当てかと思いましたが必ずしもそれだけではなさそうです。首輪を見ると、登山口のあるお店の飼い犬でした。帰りにその店の人に尋ねると、いつの間にか自然にそんな行動をするようになったと笑っていました。
畜生ながら自分の住む地の由来を心得た天晴れな忠犬振りでした。

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