2008年05月18日

アサヒビール発祥由来の神社、泉殿宮 




霊泉も今は涸れて水道水


阪急吹田駅すぐ近くに、大きい看板がかかるお宮さん、泉殿宮(いづどのぐう)があります。
清和天皇の御世、869年に当地で大旱魃があり、草木は枯れ、大河の流れも通わず、疫病流行し諸民ことごとく苦しむとき、ここに立ちよった祇園八坂神社の御祭神である建速須佐之男大神の神輿に、祝詞を奉じ雨乞いしたところ、たちどころに清泉が土中より湧き出し、田畑くまなく灌水した故事により、この地に神社を斎き祭った由緒があります。
明治22年(1889)境内にある「泉殿霊泉」の水をドイツ、ミュンヘンに送り、ビール醸造に適しているとの保証を得て、神社の隣接地に同じ水系の湧き水を用いて、創設されたのが東洋初のビール醸造工場(現アサヒビール吹田工場)です。
この水系は近年枯渇し、今ではアサヒビールも水道水を磨いて用いているといいます。
“since1889”の文字を掲げてJR吹田駅に隣接するビール工場には、こんな話があったのです。

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