2008年04月20日
されどチューリップ


万博公園にチューリップが咲きそろいました。
小学生に好きな花は?と尋ねると多くはチューウリップというのではないでしょうか。春の花壇を彩るチューリップは、チューリップの歌とともに、子供たちにとって、格別にきれいで華やかな花と映っているはずです。
チューリップ:tulip(ユリ科アマナ属)の原産地は中東から中央アジアと考えられており、ヨーロッパには16世紀にトルコから球根がもたらされたとされていますが、このときすでにいくつかの原種の交雑によって園芸種が出来ていたといわれます。
古くからおびただしい品種が作り出され人気を呼びました。中でも有名なのは1634~1637年にオランダで発生したチュリップ投機で、人々は珍しい品種に競って大金を投じ、最後の頃には変わった斑入りの球根1個が最高住宅地の馬車小屋付きの大邸宅を買えるほどの値段がついたといわれます。後世この珍しい品種はモザイク病というウィルスのなせる業であったのがわかったとか。
バブルの熱狂が醒めた後は様々な悲劇が生じるのは洋の東西を問いませんが、オランダはそのときの遺産を生かして、いまもチューリップの世界的な産地であるだけではなく、世界をリードする花卉産業を発展させているので、チューリップバブルもまったくの無駄ではなかったわけです。
チューリップは、開花した後も少しづつ成長し、昼開くときは花弁の内側が伸び、夕刻閉じるとき花弁の外側が伸びることで開閉します。花が最大になり、成長が止まったときは開きっぱなしになります。
自然派の多いむかごの仲間は、概してチューリップは人工的で好みではないといいます。でもこの花壇を見ると、“されどチューリップ”の想いを強くします。
Posted by むかご at 05:47│Comments(0)│TrackBack(0)
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