2008年05月15日

田植え終わる中畑地区 





5上旬も終わる頃、高槻北部中畑地区の田植えはあらかた終わって、早苗田にさわやかな風が吹き渡っていました。標高400mのこの地区は、高槻中心部より田植えの時季は総じて早いようです。
道端に、何時のころのものか、“従是東中畑村、西田能村”の石碑が立っています。この辺は盆地の田能が中心で、二料、出灰、中畑、杉生が田能に結集して京都府南桑田郡樫田村を営んでいたものが、昭和33年に高槻市に編入されました。京都府と大阪府と異なる行政区域を越えての併合は当時珍しく、困難も伴ったと伝えられています。中畑の東は今でも京都府に属する外畑(とのはた)地区で、高槻市に併合されるのを潔しとしなかったかどうかはわかりませんが、高槻の市バスが中畑どまりで、外畑まで運行しないのを、外畑の人々は今になってどう考えているのでしょうか、気になるところです。
  
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2008年05月14日

芥川岸に黄金色の花 







高槻芥川上流、採石場付近の両岸を黄金色に染めているのはジャケツイバラ:蛇結茨(マメ科)です。
鋭い棘を持つ蔓が蛇がとぐろを巻くように長く伸びるので、この怖そうな名前がついていますが、鮮やかな黄色の花が房状につき、花の中心に真っ赤な雄しべが目立つ、なかなかきれいな花です。
近くをお通りの節は、車を止めてよく見てください。けれどもあまり近づくと鋭い棘に絡めとられて難儀しますのでご用心です。(「むかごの日記」06年5月30日の記事もご覧下さい)


  
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2008年05月13日

梶原の筍:長岡京を凌ぐ高級品 


見事に整備された竹林


頭が出たときはもう遅い


特殊なクワで形よく堀り上げる


筍のシーズンが終わろうとしていますが、高槻、梶原産の筍が、本場といわれる京都長岡京近辺のものより高級品として、デパートなどで売られていることはご存知でしょうか。
手入れを含めてもろもろの条件が揃っているなかで、何よりも此処の土質が筍に適しているといいます。
4月の末、筍の朝掘りの状況を見学させていただきました。僅かにひびが入った地面に、クワをいれ、周囲の土をあらかた除いて最後に1m以上もある細いクワで、方向をあやまたず、きれいに掘り取ります。
日ごろの手入れも大変ですが、掘るのも労力とコツがいります。筍は竹やぶに自然に生えるもので簡単に収穫できるものと考えていたのは大間違いでした。決して“たかが”筍ではありません。
  
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2008年05月12日

マロニエ(?)の街高槻  



JR高槻駅北口バス道の街路樹にいま赤紅色の房状の花が咲いています。
傍らの掲示板にはマロニエと書いています。マロニエならヨーロッパ各地の街の並木でおなじみです。
高槻にもパリのシャンゼリゼを思わせる並木道を作るなんて高槻市もしゃれたことをする、といいたいところですが、植えられているのは、マロニエ(セイヨウトチノキ)と北アメリカ原産のアカバナアメリカトチノキとの交雑種で、ベニバナトチノキという品種であり、白色に紅色をおびる本物のマロニエではありません。
ベニバナトチノキはトチノキほど樹形が広がらず、比較的若木でも紅色のきれいな花をつけるので、近ごろでは街路樹によく使われるようになっています。

  
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2008年05月11日

新駅“島本” 隣り合わせの新・旧の駅  




3月15日JR京都線に新駅が開業しました。島本駅です。
場所は文部省唱歌"青葉茂れる桜井の・・・“(作詞:落合直文)で有名な桜井の駅に隣接します。古語での駅は古代律令制度下の駅家(うまや)のことで、かつて大阪と京都を結ぶ交通の要所であるこの地に駅家が置かれたことによります。
古い昔の駅のすぐ隣に21世紀の新しい駅ができたことになります。
地元の島本町では開業に先立ってJRに地元の意見を具申する目的で、町民から新駅の名称を募りました。出てきた名称では、ごく分かりやすい島本町が一番多く、ほかには楠木、島本楠公、青葉桜井、桜井楠公、青葉水無瀬など、桜井の駅の故事や土地の歴史にまつわるものが多かったようです。
出来たての駅は今のところ人出もまばらで田舎の駅のような感じですが、町では近辺地区の建築指定を住宅から商業地域に変更するなどで活性化を図っており、沿線他駅のような賑わいを見せるのもそう遠くはないと思われます。
  
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2008年05月10日

ハンカチの木:5月の風に翻る 




高島市(旧朽木村)森林公園「くつきの森」へハンカチの木を見に行きました。
中国南西部原産で、自生地は標高2000mほどの林内とされる落葉高木で、花序の基部に2個つく総苞片が白いハンカチのように見える珍しい木です。
「くつきの森」公園内には、この木の高木が数本あり、花の時季には“ハンカチの木まつり”が企画されるなど人気があり、大阪からわざわざ見に行く人も多いといいます。
5月のさわやかな風を受けて、無数の白いハンカチが翻っていました。
「むかごの日記」もご覧下さい)
  
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2008年05月09日

アカシヤの咲く頃 




何時ものの散歩道に、いつの間にかアカシヤの白い花が咲きこぼれ、甘い香りを漂わせています。
白秋の「この道」、清岡卓行の芥川賞受賞作「アカシヤの大連」のアカシヤ、さらにはたぶん西田佐知子の「アカシアの雨が止むとき」のアカシアも、正しくはニセアカシアと呼ばれるマメの科の落葉高木です。本当のアカシアは別名をミモザという春先に黄色い花をつける木で、世界に600種も有るといわれていて、日本で見られるのはフサアカシアやギンヨウアカシアが代表的です。
「アカシヤの大連」で、主人公は中学校の先生から「大連のアカシヤは、俗称でそう呼ばれているので、正確には、にせアカシヤ、いぬアカシヤ、あるいはハリエンジュと呼ばれなければならない・・・」と教わります。大連にも本当のアカシヤがあると聞いて彼は本物を見に行き、にせアカシヤのほうがずっと美しいと思い安心します。
「彼はそのように遠い日のささやかなエピソードを、「にせ」という言葉が不当にも、ある生命の自然な美しさに冠せられていることに対する、一種の義憤を通じて思い起こしていたのであった。」
毎年、“ニセアカシア”の白い花が咲く頃、日本の植民地でもっとも美しいといわれた大連をこよなく愛した、この多感な詩人の若かりしときの心情を思い、まだ見ぬ大連に憧れのつのるむかごなのです。
  
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2008年05月08日

野間の大けやき 






妙見・能勢ハイキングの終点は、国の天然記念物野間の大けやきです。
話には聞いていたものの、いままで見る機会がなかったのですが、実際にみると想像を超える迫力で私たちに迫ってきます。
目通りの幹周り約14m、高さ約30m、枝張りの長さ約40mのこの木は、大阪府下ではもちろん第1位、全国で見ても4番目に数えられるそうです。
樹齢約1000年、かつては神社境内にあって、神の憑り代(神木)としてあがめられてきたとか。1000年間、移ろい行く人間の世をこの地に立って見つめ続けてきた老木には、自然の神秘、生命の力が宿っているのを感ぜずにはいられませんでした。
  
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2008年05月07日

能勢で早くも田植え 




高齢者には関係ないゴールデンウイークのさなか、青空のもと仲間と能勢妙見山から、本滝寺を経て、のどかな田園風景の中を野間の大ケヤキまで歩きました。
早くも田植えが始まっています。手植え時代と異なる田植え風景ですが、それはそれでひとつの絵になっていました。
帰って近所の農家の方に聞きますと、高槻あたりでは田植えは1月くらい後になるそうです。山間のほうが早いということでしょうか。
  
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2008年05月06日

新緑妙見山 


妙見山の展望台から



ケーブルカーから見る能勢の山


若葉のブナ


今日もさわやかな五月晴れです。天気に恵まれたゴールデンウイークでした。
能勢妙見山に観察を兼ねたハイキングをした日も雲ひとつなく風がさわやかでした。
ケーブルカーから、展望台から見る北摂の山は全山新緑に埋まっています。
頂上付近のブナの大木も芽吹き、若葉が木洩れ日に一段と鮮やか映えています。
普通1000m以上の山に生えるブナが、標高660mの妙見山頂上にあるのは珍しく、大阪府の天然記念物になっています。
  
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2008年05月05日

アクアピアのアカメヤナギ(赤芽柳)の巨木 





高槻芥川緑地(アクアピア芥川)の北端の池の近くによく目立つ1本の巨木があります。
アカメヤナギ(赤芽柳)です。平野部を流れる大きいな川沿いなどに見られる落葉高木で、新芽が赤いことからこの名があり、葉がまるみがあるので丸葉柳の名もあります。
この木はもともと此処にあったものではなく、芥川岸にあったものが、河川改修時に移植されたそうです。結構費用もかかったことでしょうが、安住の地を得てこの木も喜んでいると思います。
最近今城塚の公園化で、みんなに親しまれていた木が何本も切り倒されました。このアカメガシワの時のような配慮ができなかったのかと残念でなりません。
  
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2008年05月04日

葉桜に立つランドマーク 




桜まつりの喧騒が嘘のように去った摂津峡桜公園は、すっかり葉桜になっています。
高槻のランドマーク、駅前のツインビルの姿も葉桜の上です。
静かな公園に、幼い孫を連れた老夫婦が、満開の藤棚の下で憩っていました。  
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2008年05月03日

摂津峡を彩る藤の花 






摂津峡沿いの山のあちこちに藤の花が紫の花をつけています。
山に咲いていますがヤマフジではなく、蔓の巻き方向からみて、フジまたはノダフジといわれる種類です。
各地の社寺などにある藤棚ほどの豪華さはないにしても、新緑の山を紫に彩る藤の花を見ると、春から夏へ季節の移り変わりを実感します。
有名な平等院の砂摺りの藤が、今年は大不作で、観光客を失望させないために、事前に情報提供しているという記事が新聞に出ていました。
摂津峡で以前、渓流に映える藤の花を見たことがあり同じ場所へいって見ましたが、今年はそこに花の影はありませんでした。藤にも豊作、不作があるようです。
写真は、桜公園の下辺りの芥川沿いでのものです。
  
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2008年05月02日

新緑摂津峡 




ゴールデンウイークの谷間の平日、花見客の喧騒が去った摂津峡は、したたる新緑に包まれて静けさを取り戻しています。
ゆったりした気分で散歩していると、新緑が水面に映えています。見慣れた場所ですがファインダーを通すとはじめて見た景色のような新鮮さでした。
  
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2008年05月01日

甘くはなかった姫路菓子博 


90分は短い方


どこが最後尾?人気テーマ館の行列


2千円も取って室内撮影禁止とは?承知せんぞ!!

法事で帰っていた東京の孫娘が世界遺産姫路城を見たいというので、ついでにすぐそばの「ひめじ菓子博」を覗いてみました。乗ったタクシーのドライバーが、菓子博に行くのですかと気の毒そうに言います。帰り客の10人が10人不平たらたらで帰るとのこと、駅で並んで切符を買ってしまっていたのでとにかく入ってみることにしました。
平日というのに入場制限で40分も待たされた上、場内の人気パビリオンは軒並み2~3時間待ち、何とか入れるところは、各地のお菓子屋さんの変わり映えしない陳列を眺めるだけの展示であったり、パティシェに関心があるという孫娘のために入った「お菓子の工場」も製造工程の実演などではなく、たんなる関係業界の商品の展示だけであったりしてまったく期待はずれ。
試食できるわけでもなく、お土産を買うにも販売館に入るのにまた行列。これで入場料2000円はやらずぶったくり、こりゃ詐欺や!といったあとで気がつきました。姫路はサギ(白鷺城)の町でした。
  
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