2008年05月22日

毛馬、堰と閘門 


毛馬洗堰


毛馬閘門


公園化された旧閘門


赤川鉄橋を北から南へ渡って、淀川左岸をしばらく歩くと、蕪村の春風馬堤の曲で有名な毛馬の堤に到ります。
この近くは、新淀川と旧淀川(大川)の分岐点で、毛馬の洗堰や、毛馬の閘門が設けられています。
毛馬の洗堰は1910年に淀川の治水、利水を目的に作られ、1961年に新しい堰に交代しています。1907年、水位差のある本流と支流の間で船の運航を可能にするために設けられた毛馬第一閘門は、そのご改造などがなされましたが、いまでは僅かに砂利採集船や、まれには観光船が利用するにとどまり、当初の閘門は、見学が可能な状態で保存され、公園となっています。
この洗い堰と、第一閘門は、近代技術を用いて実施された淀川改良工事の代表的遺構で、高い歴史的価値があるとして、国の文化審議会が、このほど国の重要文化財建造物に指定するよう文科相に答申しました。府内で近代の産業遺産が指定を受けるのは初めてだそうです。
  
Posted by むかご at 06:42Comments(0)TrackBack(0)