2008年04月02日
老いの青春旅行Ⅲ:倉敷⑥なまこ壁の考古館

倉敷考古館の春

美の壁

技術的にも難しい目地
倉敷の美観地区の象徴はなまこ壁です。
なまこ壁は、壁面に四角い平瓦を並べて張り、その継ぎ目(目地)を白漆喰でかまぼこ型に盛り上げた壁で、このかまぼこ型の漆喰がなまこに似ているので「なまこ壁」といわれます。水平に通る一文字目地と斜めに通る筋違い目地があります。
倉敷のどこにもあるなまこ壁ですが、なかでも倉敷川畔の倉敷考古館の壁は見事です。ここでは江戸後期に建設された商家の土蔵が改造され、考古資料の展示、調査、研究などの建物として使われています。
全国各地から左官屋さんのグループが勉強をかねて倉敷へ観光に来ます。なまこ壁の目地を見ただけでこれができるのは左官でもよほど腕がよいといわれるほど難しいものだそうです。
広いなまこ壁に、芽吹き始めたシダレヤナギが揺れて、倉敷に春の訪れを告げています。



