2008年04月01日
老いの青春旅行Ⅲ:倉敷⑤倉敷川

今橋から

高砂橋から

倉紡績製品原棉積み降ろし場跡
倉敷市の美観地区の中心はなんといっても倉敷川をはさんだ界隈の町並みでしょう。
今でこそ街中の掘割のような川ですが、近世まで、近郷の産物がこの川の舟運によって児島湾まで運ばれ、そこから北前船などに積み替えられ全国へ運ばれてゆきました。この辺一帯は、僅か400年くらい前までは潮の干満がある湿地だったといいます。
町全体を観光の対象とする考えが乏しい戦後まもなくのころ、倉敷唯一の観光資源である美術館を訪れる客のために、市が倉敷川を埋め立てて駐車場にする計画を出したことがあるそうです。地元関係者の反対で危うく埋め立てを免れた川はいまや倉敷観光の目玉となっています。
定員5人の遊覧船が1人300円で、短い区間を上り下りしています。今は1隻ですが、増やすかどうかで安全上の考えが異なり、ここでも船頭と市との考えが対立しているとか。
何によらず行政と民間の考えにずれ生じるのは、なにも倉敷に限ったことではないのですが難しいものです。



