2007年12月11日

初冬の甘南備山へ③ 薪神社 



一休寺を過ぎて程なく、甘南備山のとっかかり近く、京田辺市薪地区に能楽発祥の地といわれる薪神社があります。境内に「能は薪能即ち金春流に始まり、次に宝生能、観世流は大住に、金剛能は大和に発祥」とする碑があります。近くの一休寺(昨日記事)の山門前に薪能金春禅竹が一休禅師に猿楽の能を演じた薪能金春芝跡が残っています。
金春能の発祥の地にしては、たたずまいはいかにも村のお社という感じで、今日も近くの農婦が鈴にかける布の修理をしている姿が見えるだけでした。
奈良市奈良坂に奈良豆比古神社というのがあって、文化財に指定されている古い能面が多数保存されており、ここでいまも奉納される翁舞こそが能楽の原点であるといわれています。
それにくらべて、この薪神社は発祥の地の碑以外には能に関係するような気配はまったくないのはどうしてだろうかと首をかしげたことでした。
  
Posted by むかご at 06:52Comments(0)TrackBack(0)