2007年09月24日

藤井竹外:高槻が生んだ幕末の漢詩人


昨日地域の老人クラブの敬老懇親会があり、席上詩吟で藤井竹外の漢詩「芳野」が吟じられました。
ちょうど前日、現代劇場での市の美術展の帰り、すぐ北の竹外屋敷跡に建つ竹外の詩碑を見てきたばかりでしたので、興味を持ちすぐにお隣の詩吟の達人に竹外について話を聞きました。
高槻が生んだ幕末の漢詩人藤井竹外は、有名な頼山陽、梁川星巌に師事し、七言絶句という定型詩を得意としました。今も伝わる彼の七言絶句は約400篇をかぞえ、詩吟の世界ではとても人気がありよく吟じられるそうです。
詩碑に彫られた漢詩は、詩集「竹外二十八字詩」で自ら巻頭に選んだ「花朝澱江下」と題したもので

桃花 水暖かにして 軽舟を送る
背指す 孤鴻没せんと欲するほとり
雪は白し 比良山の一角
春風なお未だ江州に到らず

と読めました。  
Posted by むかご at 07:06Comments(0)TrackBack(2)