2007年09月10日
春日神社(成合北の町)

高槻磐手地区に残されている岩石信仰のひとつの証が成合北の町の春日神社にあります。
金竜寺道にある「ひかり石」に祀られた神が、岩氏の夢枕にあらわれて、一夜にして森を現出させて「不植乃森」(写真)という現在の神域に移されたのが、この成合の春日神社です。
天照大神などを祭神とするこの社は、12世紀頃一帯が奈良春日神社の荘園となったときに、春日大明神を勧請したのが起こりと伝えられます。
15世紀頃には安満庄の各村の鎮座する春日神社の本社として住民の崇敬を受けていたといいます。
ここで有名なのは大正9年まで行われていたという「雨乞神事」で、日照りのとき神社の背後のドノシロ(堂の後)の池に、木彫りの竜神や蛇形を浮かべて祈祷したもので、そのときの祭具は市の有形民俗文化財に指定されています。
この池がどこにあるのかと社の後ろを探しましたがわかりません。参道近くでゲートボールをしている老人に尋ねましたら、このグランドは以前ため池だったという返事が返ってきましたが、方角的にドノシロの池ではなさそうです。

境内にある「不植乃森」碑



