2007年09月07日

早くなった稔り 


家の前の稲田がいつの間にか穂を出し早くも頭を垂れています。
昔は梅雨のころに行われた田植えが、近ごろでは1カ月以上も早くなって4月から5月ころに行われるようになったといいます。ハウスでの苗仕立てや、早生種の利用などがそれを可能にしたのです。その結果、本格的な台風が来るまでに稲が十分に稔って、所によっては収穫まで可能になり、また害虫の発生期と稲穂の成熟期が重ならないなどのメリットもあるそうです。
このごろレンゲ田を見ることが少なくなったのは、単に化学肥料が普及して、緑肥としてのレンゲの価値が薄れただけではなく、田植えが早くなったので、春、レンゲを田に漉き込んでも十分に分解しきれず、かえって稲の根を傷めることになるといった事情もあるそうです。
何千年も続いてきた日本の稲作も、私たちの気付かないところで大きく変わってきているようです。

  
Posted by むかご at 06:47Comments(0)TrackBack(0)