2007年08月28日

イタセンバラ:幻の魚


淀川のワンドに住む天然記念物のイタセンパラ(コイ科)が、ここ2年間1尾も発見されず、淀川では絶滅したのではないかと心配されています。
全長約10cm、河川敷内の池などに生息し、おもに付着藻類を食べます。
そのイタセンパラが、国内で許された2箇所の1つ、大阪市柴島の水道局で、繁殖され展示されています。繁殖はなかなか難しいらしく、この水道局の飼育でも、目標500個体にたいして、何年もかかって稚魚を含めてまだ300個体といいます。
日本では淀川のほか、富山平野と濃尾平野の川にしか生息していないそうです。絶滅危惧種のイタセンパラが自然の川で泳ぎまわる日が戻って来るのはもはや夢になってしまったのでしょうか。
写真は動きが早く水槽越しのためすこしぼけていますが、確かにイタセンパラの泳ぐ姿です。
  
Posted by むかご at 06:23Comments(0)TrackBack(0)