2007年05月21日
卑弥呼の鏡:青竜三年の丘

997年7月、高槻市北東部安満山で、墓地公園拡張計画の調査時古墳が発見され、安満宮山古墳と命名され、本格的な発掘調査が始まりました。墳丘、墓坑、木棺などの遺構が現れ、なかでも話題を呼んだのは、青竜三年(235)の銘がある鏡や三角縁神獣鏡など数多い古墳時代(3世紀後半)の出土品でした。これらは景初三年(239)邪馬台国の卑弥呼が魏から送られた銅鏡100枚の一部とも見られています。
現在この古墳はガラスシェルターの中で、築造当時の姿に復元整備され、安満宮山古墳「青竜三年の丘」として公開されています。
いまこの丘に立って南を見下ろすと、眼下に淀川が流れ、大阪平野が広がります。見える景色こそ当時とは大違いでしょうが、古代この地方の支配者がここを墳墓の地として選んだ理由がよくわかる気がします。
(お断り:留守をしますので明日から26日まで休載します)



