2007年05月11日

雨に濡れるアカシア


昨10日は、低気圧の通過で、前日の暑さがうその様に冷たい雨風でした。
近所に多いハリエンジュ(別名ニセアカシア:マメ科ハリエンジュ属)の満開の花が雨に濡れています。このニセアカシア、どういうわけか日本では“アカシア”で通っています。
白秋の「この道」、清岡卓行の「アカシアの大連」のアカシアは、札幌と大連の風景からこのニセアカシアで間違いなく、西田佐知子が“アカシアの雨に打たれてこのまま死んでしまいたい”と歌ったアカシアも状況からこのニセアカシアと見るのが自然でしょう。
北アメリカ原産のマメ科の落葉高木で、丈夫で成長が早いため街路樹や砂防用に広く植えられ、野生化しているのも多く見られます。5月頃白い蝶形花が集まった長さ10~15cmの花穂が垂れ下がってつき、芳香があります。蜂蜜源にもなります。
ところでニセでないアカシアは何かというと、マメ科フサアカシア属で、フランスでミモザとも呼ばれて春先に黄色い花をつけるフサアカシア(4月1日記事)の仲間をいい、南半球で約600種以上も分布しています。
アカシアの真贋論議は結構ややこしいのです。  
Posted by むかご at 07:07Comments(0)TrackBack(0)