2007年05月02日
ハナミズキ:血染めの十字架

阪急高槻市駅西側の高架沿いの、その名もみずき通りのハナミズキの並木が今花盛りです。
1912年に、時の東京市長尾崎咢堂がワシントンに桜を贈った返礼に贈られたといわれ、今では庭木や街路樹に広く植えられています。4個の花びらに見えるのは総苞片で、中にある黄緑色のかたまりが花になります。
海の向こうでは、キリストがゴルゴタの丘で処刑されたときの十字架の木が、なんとこの花水木だったという俗説があります。どうやら話の起こりは、花びらに見える総苞片の先がへこんでいて、血の跡さえあるように見えて、これが十字架の釘のあとだということのようです。このはなしにはオチがあって、罪の意識にさいなまれている花水木を哀れんで、イエスは、今後十字架に使われることがないように、太い木に育たないようにしたといいます。実際にはキリストの時代、その地には花水木は生育していなかったそうですから、明らかに後世の作り話でしょう。
日本のヤマボウシ:山法師の仲間で、アメリカヤマボウシともいいます。アメリカハナミズキという人がいますが誤りです



