2007年05月01日
チューリップ:やはり花壇の花形

万博公園のチューリップ園です。
春の花壇を彩るチューリップ:tulip(ユリ科アマナ属)の原産地は中東から中央アジアと考えられており、ヨーロッパには16世紀にトルコから球根がもたらされたとされていますが、このときすでにいくつかの原種の交雑によって園芸種が出来上がっていたといわれます。
古くからおびただしい品種が作り出され人気を呼びました。中でも有名なのは1634~1637年にオランダで発生したチューリップ投機で、人々は珍しい品種に競って大金を投じ、最後の頃には変わった斑入りの球根1個が高級住宅地の馬車小屋付きの大邸宅を買えるほどの値段がついたといわれます。後世この珍しい品種はモザイク病というウィルスのなせる業であったのがわかったとか。
バブルの熱狂が醒めた後は様々な悲劇が生じるのは洋の東西を問いませんが、オランダはそのときの遺産を生かして、いまもチューリップの世界的な産地であるだけではなく、世界をリードする花卉産業を発展させているので、チューリップバブルもまったくの無駄ではなかったわけです。
チューリップは、開花した後も少しづつ成長し、昼開くときは花弁の内側が伸び、夕刻閉じるとき花弁の外側が伸びることで開閉します。花が最大になり、成長が止まったときは開きっぱなしになります。



