2007年04月27日
「虞や虞や汝を奈何せん」
ヒナゲシ:雛罌粟・雛芥子(ケシ科ケシ属)は、ほっそりした草姿と小型の花からこの名がつき、虞美人草ともいいます。「虞や虞や汝を奈何せん」は、司馬遷の史記の有名な四面楚歌にある詩の一部です。
最後まで愛人の虞美人に心を奪われて不利な戦況になった項羽は、虞の胸を刺し通して、城を落ちのびます。この血が流れた地面から咲き出した真紅の花を人々は虞美人草と呼びました。
西アジア原産の一年草で、葉は羽状に分裂し、茎葉全体が粗い毛に覆われます。細長い花柄の頂端に直径5~6cmくらいの杯状の4弁花をつけます。ケシ科特有で、つぼみのときには花梗は曲がって下向きにうなだれ、開花時には直立して上向きになります。自生種は紅色ですが今では多彩な園芸種があります。美人草、萌春花、ポピー、麗春花などの別名もあります。
万博公園花の丘でこの雛罌粟が今盛りです。



