2007年04月19日

高槻で山桜を見る


高槻原地区から田能を経て亀岡に続く府道6号枚方亀岡線沿いの山のそこここに、今山桜が満開です。有名な本居宣長の「敷島の 大和心を 人問はば 朝日に匂ふ 山桜花」は、宣長六十一歳のときの作で、「大和心とはどういうものかと人に訊かれれば、朝日の照り輝く潔く美しい山桜のようだと答えよう」といった解釈が一般的ですが、この歌が戦時中、桜のように潔く散る(死ぬ)のが日本精神なのだと曲げて解釈されため、山桜に複雑な想いを持つ人もありますが、今全盛の花だけが一面につき豪華な感じのあるソメイヨシノより、素朴で品のある日本古来の山桜を好む人もまた多いようです。
桜は、一般的には、自生種を「山桜」、園芸種を「里桜」として表し、片仮名書きで「ヤマザクラ」と書けば自生種の中の1品種名としてのヤマザクラの意味になります。
いわゆる山桜にはヤマザクラのほか、オオヤマザクラ、カスミザクラ、エドヒガンなど種類も多く、色や花期も様々です。花期の遅いカスミザクラはこれからが本番です。吉野まで行かなくても高槻近辺で結構山桜の競演が楽しめます。今からでもどうぞ。

  
Posted by むかご at 06:43Comments(1)TrackBack(0)